内容説明
ペレとガリンシャの分かれ道、フチボウの愉快ないとこたち、終わらないマラカナンの悲劇、テラス席に集う奇人、ピッチに埋められた蛙の呪い、ロベルト・カルロスがロベルト・カルロスになった理由、ちょっと変わった赤道の利用法、ロナウドが語る“本当の真実”…。サッカーにとりつかれた国ブラジルの肖像。浪漫と混沌に満ちた“美しいゲーム”のすべてがいま明かされる。
目次
世界の果ての闘い
英雄たちの足
悲運の決勝
コラム アウジールのデザインスケッチ
部族の集い
脚の曲がった天使
“よじれる”人々の謝肉祭
わがトニャン
車、女の子、そしてリフティング
蛙と奇蹟
揺るぎのないゴール
裸のフチボウ
ふたつの半球の勝負
シルクハットの亀
ぼくらが負けたのは勝てなかったから
ソクラテスとの対話
著者等紹介
ベロス,アレックス[ベロス,アレックス][Bellos,Alex]
1998年よりリオデジャネイロに暮らし「ガーディアン」および「オブザーヴァー」の特派員として活躍。ブラジル・サッカーの“本当の真実”を求めて各地を取材。現在は活動の拠点をロンドンに移し、しばしばブラジルへ出かける日々を送っている
土屋晃[ツチヤアキラ]
1959年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。おもな訳書にディーヴァー『獣たちの庭園』『青い虚空』、ブレイク『天国への疾走』(以上、文藝春秋)など
対馬妙[ツシマタエ]
1960年、東京生まれ。日本獣医畜産大学卒業。おもな訳書にハート『死の散歩道』(ハヤカワ文庫HM)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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santiago
多分、器用です
arisaka