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内容説明
アバラット―。母なる大洋イザベラ海とそこに浮かぶ25の島々の世界。亡霊たちのひそめきが響きわたる廃墟、陽光に満ちた楽園、9年にいちど卵から人間の子を孵す鳥の住む島、海賊たちの根城、歓楽の不夜城、そして、残忍な王が支配する真夜中の島、謎に満ちた25時の島…。異形のものどもがうごめき、昼と夜がせめぎあう。アバラットでは、すべてのことが起こりうる。どこか、まだあなたが知らないところに、“時”が“場所”となる世界がある。未知なる旅の扉は、いま、ここに開かれた―アバラットへようこそ。
著者等紹介
バーカー,クライヴ[バーカー,クライヴ][Barker,Clive]
イギリス生まれ。『血の本』シリーズでホラーの分野に旋風を巻き起こし、稀代のストーリーテラーとして多くの読者を魅了し続けている。アーティスト、映画プロデューサー・監督、ゲーム作家としても活躍。ここ7年は絵画制作に集中し、『アバラット』4部作を飾る膨大な数の油彩作品を描いている。現在はパートナーで写真家のデイヴィッド・アームストロングと、娘のニコルとともにカリフォルニアに暮らす
池央耿[イケヒロアキ]
1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。