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内容説明
「われわれはカサンドラ。われわれは現政府を全滅させる。今日、われわれの能力を実証してみせよう」―イヴのもとにそんなメッセージが届いたのは、彼女が大企業の社長と爆弾作りのプロの殺害事件を担当しているときだった。そのメッセージのとおり、ニューヨーク市内のある建物が爆破される。それはイヴの夫ロークが所有する建物だった。イヴはロークの協力を得つつ、ピーボディとともに捜査を開始する。が、やがて第二、第三の爆破予告が…。人気絶頂の近未来ロマンティック・サスペンス・シリーズ第９弾。
著者等紹介
ロブ，Ｊ．Ｄ．［ロブ，Ｊ．Ｄ．］［Ｒｏｂｂ，Ｊ．Ｄ．］
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。１９５０年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
青木悦子［アオキエツコ］
東京都生まれ。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
89
[イヴ&ローク]シリーズ第９弾。今回はニューヨークを襲う、連続爆弾テロとの戦い。物語は、大企業の共同経営者の１人が、恋人によって殺害されスタートする。彼女はその場で逮捕され、続いてカサンドラからのテロ予告へと移る。ミステリとしては話が違うぞと言う所だが、やがて幾つもあった事件がしっかり結びついてくる辺りは見事。何でも無い登場人物たちの中に、はたしてテロリストたちは隠れているのか。ラストの息もつかせないアクションも、充分堪能出来た。ただしこの終り方、カサンドラとの戦いが、今後も続く様に感じるのは、私だけか。2023/01/07
あつぼう
16
イヴ＆ローク第９弾。最初は色んな事件が登場するなって思ったけど全ては伏線やったんですね。個人的な攻撃ではなく無差別な攻撃で女性や子供までを攻撃する犯人には本当にむかついた。建物を爆破って展開はどうしても同時多発テロを思い出してしまいます。でもこの作品は１９９９年発表なんで同時多発テロより前なんですね。タイトルにもあるカサンドラって予知能力を持ってたと言われるので、ある意味同時多発テロより２年も前にこの作品を発表したロブが凄い。ピーボディとマクナブの進展にはビックリしたけどこの先どうなるのか楽しみ。2012/07/11
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
12
今回のお気に入りのシーンは、膝に怪我をしたイヴの傷口にキスするローク。その様子を見ていたピーボディが、自分も顎に怪我をしたとロークにキスをしてもらう。その様子を面白がってるイヴ。この関係性が好き(^_^)v2016/03/20
いっちん
10
【イヴ＆ローク9作目】今回はスケールが大きかった。犠牲者も多かったしまさしくテロ。イヴとロークが凄くいい感じで愛情を育んでいたのに今回の喧嘩ではイヴの戸惑いが出ていた。ジークにとっては辛い出来事だったけど、オーラを見れるのに何でわかんなかったのか不思議。ピーボディとマクナブ、ようやく進展した！先が楽しみだけど手違いで10がないので先に11へ。2014/09/18
イヴ＠乗馬に夢中
8
再読 イブ＆ロークシリーズ９ ★★★★☆ メイヴィス初のコンサートツアー。2017/04/21
