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内容説明
ジニーとセーラは子どもの頃からの親友どうし。華やかで社交的なセーラとは対照的に、地味でおとなしいジニーは、いつもセーラの陰に隠れ、まったく目立たない存在だった。ある日ジニーは、セーラとハンサムな新聞記者トムとの婚約を知らされ、愕然とする。トムを先に見つけて、一途に思いつづけてきたのは自分なのに…。ジニーの中で積もり積もったセーラへの嫉妬がついに火を噴く。ジニーはふたりの新居を覗ける部屋を借り、きれいでやさしいセーラを、醜く性格の悪い女に豹変させる秘策を実行に移すことに。嫉妬と憎しみに燃える女の怖ろしい計画とは?恐怖のレディース・サスペンス。オーストラリア推理作家協会最優秀新人賞&読者賞受賞作。
著者等紹介
アヴィーソン,バンティ[アヴィーソン,バンティ][Avieson,Bunty]
オーストラリア、ヴィクトリア州生まれ。ロンドンで3年間新聞記者をした後、オーストラリアに戻りウーマンズ・デイ誌やニュー・アイデア誌の編集長となる。2000年に雑誌の仕事を辞めて小説を書きはじめ、初めての作品となる『スプーン三杯の嫉妬』でオーストラリア・ミステリー界でもっとも権威のあるオーストラリア推理作家協会の最優秀新人賞と読者賞を受賞、華々しいデビューを飾った。その後も女性を主人公としたサスペンスを3作出版しているほか、2002年に夫と生まれたばかりの娘を連れてブータンで暮らした経験をつづったノンフィクションも出版されている。シドニー在住
高月園子[タカツキソノコ]
1952年生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。翻訳のほか、音楽関係の記事や、20年近くに渡るイギリス生活を題材にしたエッセイなども執筆している
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