- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
世界恐慌に苦しむ1938年、マスコミをもっともにぎわせたのはルーズヴェルト大統領でも、ヒトラーでも、ムッソリーニでもなかった。ルー・ゲーリッグでもクラーク・ゲイブルでもない。その年、新聞がもっとも大きく紙面を割いたのは、脚の曲がった小さな競走馬だった。馬主は自転車修理工から身を起こした西部の自動車王、チャールズ・ハワード。謎めいた野生馬馴らしの過去を持つ寡黙な調教師、トム・スミス。片目が不自由な赤毛の騎手、レッド・ポラード。馬の名は、シービスケット。これは、悲運の名馬と男たちの奇跡の物語である。
目次
馬の時代は終わった
孤高の男
性悪で強情でイラついた馬
クーガーとアイスマン
片足にブーツ、片足に名札
光と影
おのれの馬を知れ
十五完歩の空白
引力
ウォーアドミラル
ポラードなくしてシービスケットなし
運さえあれば
攻勢
ワイズ・ウィ・ボーイズ
運命の愚弄
自分の馬のことはわかっている
こんなめちゃくちゃなレースは見たことがない
駆け引き
東西戦争
脚が四本とも折れているんだ
長く辛い坂道
二人で四本のまともな脚
最後のサンタアニタ
著者等紹介
ヒレンブランド,ローラ[ヒレンブランド,ローラ][Hillenbrand,Laura]
ヴァージニア州フェアファクス生まれ。1988年より競馬ジャーナリストEQUUS magazine、American Heritage、The Blood‐Horse、Turf and Sport Digestなどで活躍。98年には、シービスケットについての記事で競馬会の名誉ある賞エクリプス賞受賞。ワシントンDC在住
奥田祐士[オクダユウジ]
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柴井 忠達
貧家ピー
Heisenberg
Ryosuke
イガラシ