エンデュアランス号―シャクルトン南極探検の全記録

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エンデュアランス号―シャクルトン南極探検の全記録

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784789719216
  • NDC分類 297.9
  • Cコード C0097

内容説明

アムンゼンらによる南極点到達後、イギリスの探検家サー・アーネスト・シャクルトンは、世界初の南極大陸横断の冒険に挑戦した。一九一四年十二月、第一次世界大戦が勃発した年に隊員二八名を乗せたエンデュアランス号は南極大陸に向かったが、氷に阻まれて漂流を余儀なくされてしまう。隊員たちは想像を絶する寒さと飢え、疲労と闘うことになった。だが、一年半にも及ぶ困難に絶望することなく生きて帰ってきたのだった。第一次世界大戦の最中に戻ってきた隊員たち。果たして彼らはどんな人生を歩んだのだろうか。過酷な遭難生活と生還後のそれぞれの人生―魂と魂が触れあい、そして時には激しくぶつかりあう冒険をめぐる男たちの「真実の姿」が見えてくる。

目次

英雄の時代
南へ
崩壊
ペイシャンス・キャンプ
ボートに乗って
ジェイムズ・ケアード号の航海
サウス・ジョージア島
エレファント島
仲間たちへ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

10
壮絶な冒険記録です。全員が生還できたのは奇跡だと思います。写真が多いので臨場感たっぷりでした。2017/01/14

鼻毛カッター

2
写真が美しい。当時は35mmフィルムが出始めで、ほとんどが大判なのね。特に夜のエンデュアランス号の写真は幻想的なまでの美しさ。2010/12/21

nishioda

1
装丁の写真の素晴らしさに惹かれ、借りてみた。「そして、奇跡はおこった」と比べると、全記録と銘打っているだけあって資料が豊富。船員ついても1人1人細かく書かれている。シャクルトンに対する見方も変わった。その豊富さゆえに、小説的面白さは劣る。しかし、人間臭くタフ男たちの真実はこちらの本を読んだ方が詳しく知ることができると思う。好き好きですが、先に「そして、」本を読むのがオススメです。2016/04/17

Kentaro Honda

1
アムンゼン、スコットの次代に南極横断を目指したシャクルトン隊の冒険録。遭難後一年半の漂流にも関わらず、隊員全員を生還に導いたリーダー論として読めます。『シャクルトンが帰還の決意をしたのは、単なる勇気以上のものだった。それは彼の性格の根幹をなす頑強な楽観主義の証左であった。生きていれば、何度でもチャンスはめぐって来る』2013/01/05

カネコ

1
◎ 氷に閉じ込められやがて崩壊、沈没するエンデュアランス号や、オーシャンキャンプ、エレファント島での漂流生活の様子等、シャクルトン南極探検隊の一員である写真家フランク・ハーレーによる写真を豊富に掲載したビジュアルな記録。アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』 (新潮文庫)を読んだ方にお勧め。2010/01/24

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