内容説明
古人類学者のマットとスーザンは、恩師ケリカットがタジキスタンでの発掘中に行方不明となったとの連絡を受け、米国メリーランド州にある先史調査研究所に向かった。ふたりはそこで、25年前のネアンデルタール人の頭蓋骨を見せられ、ケリカットが今なお生息するというネアンデルタール人を追って行方不明になったことを知る。古人類学者としての期待を胸に、ふたりは捜索に協力するのだが…。人類の起源をめぐり冒険がはじまる。『エクスペリメント』の著者が描く傑作冒険ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
入江
2
「ホモ・サピエンスは計略を使う。嘘をついて相手を騙す。いつも勝つのはそのためだ」 湿った木の葉と、尿と煙の臭い…、という表現が多く動物的な雰囲気に気持ち悪くなるほど。ストーリーはコナン・ドイル『ロストワールド』そのもの。だが、分かっていても「世界観」が完成されており、物語に引きずり込まれた。2011/06/03
Tomomi Yazaki
0
A級
気まぐれ天使
0
42013/07/28
Arte
0
あまり面白くないという噂は聞いていたが、本当に面白くなかった。ネアンデルタール人が視覚的な超能力を持つという設定はなかなかだったが、登場人物がてんで好き勝手なことを底浅く述べて、作られたプロット通りに話が進んで終わり、という感じ。好感が持てない小説だった。2004/01/28
punyupunyu
0
ヒマラヤの山奥でネアンデルタール人が生きていた。2012/02/02