内容説明
ジェーン・ローズナル―彼女は寛大な精神とちょっぴり手厳しい洞察力、そしてあふれんばかりのユーモアを携えて、“セックス”、“恋愛”という危険な広野と、うっかりすれば足元をすくわれかねない“人間関係”、“会社”という湿原に意気揚々と出発したはずだった。―しかし、現実は甘くなかった。10代の彼女は大人の不可解さにとまどい、20代の彼女は自意識とままならぬ恋愛に悩み、30代になって、ようやく彼女は自分らしく生きるすべを知る。すべての女性に伝えたい、理想の男を射止めるための七つの心得。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomoz
1
★★★★☆14歳から25歳、30代と歳を重ねるジェーンの話。アメリカの小説だから、社会や人間関係のあり方も日本とは全然違うんだけど、人に対して抱く感情は、万国共通なのかも。主人公ジェーンの考えやセリフが淡々と描かれていて読みやすい。ユーモアやジョークが英語的なのも面白かった。2017/01/14
さや
0
短編集になるのかな?最初文面がよみづらくて仕方なかった。途中から平気になったかと思ったら、また文面が変わってびっくりした。何より、基本の主人公以外が主人公の話がいきなり出てくるからびっくりする。けど、まぁ面白かった。アーチーとの関係が全然理解できなかったけども。最後の話、彼の関心を取り戻すの間に合ってよかったね。2012/06/29