展覧会の絵

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784789301183
  • NDC分類 798
  • Cコード C0076

内容説明

あなたは自分の名前を知らない。それどころか過去の記憶一切を失っている。ふと気がついたらこの国にいて、琴を片手に吟遊詩人をしていたのだ。あなたは一体何者なのか?この世界は何なのか?さあ、出発しよう。真実を求めて、町から町へ。長い旅へと出かけよう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋山真琴

4
iOSアプリ版で読んだので、厳密には、この本ではないけれど読了。国産のゲームブックの中では名作と評判を聞いていたのだけれど、納得の一言。激烈に面白かった。とにかく冒険している感が凄まじい。世界から世界へと渡り歩きながら、宝石を集め、失ってしまった記憶を辿っていく物語もさることながら、適度に探索や戦闘などがあって盛り上がる。ちょっとダイス運に頼るところがあって、中盤からは「戻る」を駆使しながら進めたけれど、宝石コンプはならず。最後は感動的であった、ほんわかテイストのイラストやクラシックのBGMも良い味。2014/06/12

まろまろ

3
果てが無いくらいに奥深く冒険を楽しめるゲームブック。テーマが「展覧会の絵」ということでプロムナードから10枚の絵画に入り込む。ムソルグスキーの名曲に沿いつつ主人公の吟遊詩人となり様々なハードルを超えていく。結末もさることながら質の高さには圧倒された、お見事。2016/12/29

San fairy Ann

3
iPhone版にて 電子書籍とゲームブックって相性抜群にいいね、ページぱらぱらしなくていいし、こまいことメモしなくていいし ゲームブックって小学生のとき以来だったけど久しぶりに楽しかった2012/12/13

Ars9

3
iOSのiGameBook版で最後まで。タブレットとゲームブックの相性の良さは言うまでも無いですが、良く出来てます。とても遊びやすい。BGMにムソルグスキーの「展覧会の絵」まで用意されて完全世界が今ここに。お勧め。2012/12/13

Tatsuya

3
数年ぶりの再読。和製ゲームブック屈指の名作。ゲーム的要素よりもストーリー部分重視で、冒頭から一気に作品世界に引き込まれる構成が魅力的。ラストはなかなか感動できる。一方で、ゲーム的要素としては、あまりにもダイスによるランダム性に依存している部分が多すぎて少々不満が残る。持ってれば少し有利になるようなアイテムはまだしも、最重要アイテムである宝石の一部さえ、単純にダイスの出目で入手が左右されるのはどうかと。でも「複数の箱庭的小世界を順に旅していく」というストーリーは大好物なので非常に好きな作品。2009/12/19

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