目次
1 団塊の世代の動向
2 ワープタウンのソフト及びハードのイメージとプラン
3 日本のコミュニティについて
4 ワープステイのアクティブシニアへの効果
5 健康寿命をいかに伸ばすのか 本当の豊かさとは
6 ワープステイ先としての南伊豆町について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
14
平沼茂「私のイメージするワープタウン:中山間地域(棚田等)の保全をテーマとして」(89頁~)。3つのポイントを整理している。①分散小規模な自然エネルギー発生源による電力生産、 ②街のリアルタイム診断、③ロボット適用型の街づくり、である。 10kWh未満の水力発電は100万円程度の設備投資で導入可能。WTでは、長年住み慣れた環境 からの移住者が主な担い手となるので、身体変化が起きやすいという。安価なロボット需要も 高まるため、中山間でロボット産業を生むことが今後の課題となるようだ。 2015/06/27
葉
1
自分の好みの日本の地方に、数年定住し(ワープステイ)、日本の国土保全という生きがいも持ち、健康寿命と経済をのばす。日本の人口のピークは2004年の1.27億人で、2100年には人口が4700万人に減少し、高齢化率は4割となる。21世紀に入り、国民の価値観が「物質的豊かさの追求」から「よりよく生きる=精神的な豊かさの希求」に変化している。ワープタウンは新しい中山間地域をつくり上げるというプロジェクトであり、コンセプトは若返り・介護予防・交流である。 2015/11/20