内容説明
本書は、すでに二〇%の全小売業売上高占拠率をもつにいたったわが国チェーンストア志向企業群が、きたるべき二十一世紀初頭にかけて、何をしようとしているかについての「現状報告」とその「行動指針」とをまとめたものである。欧米における一二〇年を超えるチェーンストア経営システムと、日本におけるアプローチの実験という二方面から導き出された経験法則だけを、経営原則として広範囲に述べている。
目次
第1編 チェーンストアの経営原則(商品;店舗;財務;マネジメント;作業;組織;教育)
第2編 チェーンストアの経営戦略(経営戦略の原則;現状の経営効率と問題点;新世紀への発展軌道;フォーマット;新技術の分野;二十一世紀初頭に)
資料編 アメリカのチェーンストア、フォーマットの種類
著者等紹介
渥美俊一[アツミシュンイチ]
1926年、三重県に生まれる。官立第一高等学校文科を経て、1952年、東京大学法学部卒業。読売新聞社経営技術担当主任記者として「商店のページ」を一人で編集・執筆。1962年から、チェーンストア経営研究団体ペガサスクラブを主宰。現在、加盟八三五社で、わが国唯一のチェーンストア経営専門コンサルティング機関である日本リテイリングセンター・チーフ・コンサルタント。ほかに日本チェーンストア協会相談役(元同初代事務局長)、日本チェーンストア経営専門図書館事務局長。この間、零細企業段階からビッグストアへと、育成指導した企業は約七〇〇社(小売業六〇〇社、フード・サービス業一〇〇社)。専門分野はチェーンストアの経営政策と経営戦略と基礎技術論。現在、チェーンストア経営理論の体系化と取り組み中。著書は単独執筆が合計四九冊、ほかに共著三二冊
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
satochan