内容説明
つくづく人間(作家)は面白い。盗作、パクリ、剽窃、無断引用、著作権侵害、作家のモラル…をめぐって繰り広げられたドタバタ(悲喜劇)を博捜し、事件としてでっち上げられる過程を冷静に考察した“盗作大全”。すべての作家、作家志望者、文学愛好家必読必携の書。
目次
序章 盗作前史―偽版・代作・著作権
第1章 メディアの事件としての盗作疑惑
第2章 新人賞と盗作事件
第3章 オリジナルという“データ”
第4章 素材と創作のあいだ
第5章 作品の自立と模倣の可能性
第6章 異メディア間における盗作疑惑
第7章 インターネットという新しい告発装置
第8章 その他の事件
著者等紹介
栗原裕一郎[クリハラユウイチロウ]
1965年神奈川県生まれ。東京大学理科1類除籍。都立日比谷高校中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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