対話と知―談話の認知科学入門

対話と知―談話の認知科学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788506282
  • NDC分類 809
  • Cコード C1011

出版社内容情報

 認知科学や文化人類学,言語学,教育など幅広い分野で注目を集めるようになってきた談話分析への招待。表面的な会話の裏に隠された心理的やりとり,言葉と身体の響き合い,文化と談話の関係性等を明らかにする手法を実際の事例を示して解説する。

 ・「言語」98.4月号 池田 裕氏評

内容説明

本書では「対話」と「知」の二重の関係が問題にされる。「知的プロセスとしての対話」と「対話としての知」という、二重の視点で、私たちの言語と認知を問題化する。

目次

序章 談話の認知科学への招待
1章 はたらきかけのやりとりとしての会話―特徴の束という形でみた「発話機能」
2章 発話の型―教室談話のジャンル
3章 間身体的関係のなかの対象
4章 日本語の談話のリズム分析―「息の合った」会話を例に
5章 社会文化的、歴史的営みとしての談話
6章 語られる共同性―ライフストーリーをよむ