内容説明
私たちの知らない密室で、残虐で非科学的な実験が、日々繰り返されている。欧米の厖大な医学雑誌・新聞記事から資料を収集し、動物実験がいかに無意味で医療と薬品開発の方向を誤らせているかを明らかにした名著。
目次
第1章 科学か狂気か?
第2章 声なきもの
第3章 証拠
第4章 事実と幻想
第5章 新しい宗教
第6章 生化学のベルナール主義
第7章 人間性喪失
第8章 反逆
第9章 因果応報
第10章 結論
著者等紹介
荒木敏彦[アラキトシヒコ]
1927年生まれ。東京大学文学部英文科卒業。1993年、成蹊大学法学部教授を定年退職、現在に至る
戸田清[トダキヨシ]
1956年大阪府生まれ。大阪府立大学、東京大学で獣医学を、一橋大学で社会学を学ぶ。日本消費者連盟事務局、都留文科大学ほか非常勤講師を経て、1997年から長崎大学環境科学部助教授(科学史、環境社会学)
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