内容説明
2年に1度開催されるビエンナーレ=国際美術展とはどのようなイベントなのか?横浜トリエンナーレやアジア太平洋トリエンナーレなどを取り上げて、都市とのかかわり、美術の現在、グローバリゼーション、市民参加などの視点から、社会的・文化的な意義を明らかにする。
目次
第1章 われわれの過去に未来はあるのか―港千尋インタビュー
第2章 パブリックアートを超えて―「越後妻有トリエンナーレ」と北川フラムの十年
第3章 市民芸術論的転回―クリティカルな視点から見た「横浜トリエンナーレ2005」
第4章 キュレートリアルな言説の不在と生成―「横浜トリエンナーレ2005」をめぐる考察
第5章 未来のカルトグラフィー―「アジア太平洋トリエンナーレ」とキュレーション的な想像体
第6章 場の創出―「アジア太平洋トリエンナーレ」におけるキッズAPTの試み
第7章 ポスト・ビエンナーレの試み―北九州国際ビエンナーレ07を考える
著者等紹介
暮沢剛巳[クレサワタケミ]
1966年、青森県生まれ。武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、筑波大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師。専門は美術批評。建築、デザイン、サブカルチャーなどにも関心がある
難波祐子[ナンバサチコ]
1970年、広島県生まれ。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)学士号(社会人類学)、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)修士号(現代美術キュレーション)。フリーランスのキュレーター、東京藝術大学先端芸術表現科非常勤講師を経て、現在、東京都現代美術館学芸員。多摩美術大学非常勤講師。専門は現代美術、文化研究、未就学児の鑑賞教育研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むちれお
普通のあかだ