ヤングキングコミックス カラメルキッチュ遊撃隊 〈１〉

大石まさる

少年画報社（2012/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 204p／高さ 18cm
• 商品コード 9784785939311
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雲骸鏡]

カラ（ン）・メル・キッチュ。ん？名前が入ってるって気づいたけど、イラは？って不安になった。この方の作品には珍しく、ダークな面もあるのでご注意

2012/10/16

[山野辺ワラビ]

絵柄と登場人物の性格はほのぼのしているけど、世界観は割とハード。世界中の都市が消滅してるって、かなりの大災害だと思うが、主人公を始め、子供達は皆順応して、割と楽しそうに暮らしていて、あまり悲壮感は感じない。謎の怪物、イホージンもかわいらしい外形をしているが、中学生の心の弱さにつけこんできて、なかなか嫌らしい。そして、イラのファザコンぶりヤバイ。こういうネガティブというか、じめじめした要素も含みつつもジュブナイルとしてまとめられている作品世界は良い。

2012/10/14

[えーてる]

カラ（ン）・メル・キッチュでタイトルになるの？　イラは？　イラの立場は？　とショックに思いながら読み進めたら最後のエピソードでイラが全部持って行ったので満足した。カラっとした主人公にごまかされそうになるけど、いつになく女の子のデリケートなところに触ってくる粘液性の高い（ぐっちょんぐっちょんだったり、血を流したりする）作品。今回は油断ならないぞ。とはいえ、そのうちいつもの「夏、大好き！」にならないという補償はどこにもないのであった（笑

2012/10/01

[古槍新垢]

NHKでアニメ化しても大丈夫な方の大石まさると見せかけて、ヘタしたらいつも以上なエロスと湿度。懐かしく正当派のジュブナイルという一面は今回も保ちつつ、しかし中学生ガールズの『脆さ』がとてもいいスパイスとなり、その不安定な世界の味わいがたまらない。今までの作品群の中でもいきなり上位にくいこんできたかもしれない。要は今作も無茶苦茶面白いってこと！

2012/10/02

[kr]

「カラ」「メル」「キッチュ」…あら、イラは？と思いつつ読んでいたので、お父さんの回では仲良しから外れるのかと思っちゃった。 「カ」「ラ」「メル」「キッチュ」なんだな…それでもちょっと扱い悪くないか～

2013/10/08