子どもを貪り食う世界

子どもを貪り食う世界

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784784503773
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0030

内容説明

本書は、ユニセフの第一級の資料を駆使して、世界に二億五千万人と言われる働く子どもたちの苛酷な“いま”をレポートしたものである。だまされたり、さらわれたりして強要される売春から、工場や農場での奴隷労働、子ども兵士に仕立てるための少年の狩り込み、アフリカにのこる少女への性的身体損傷(女子割礼)、学校へゆくチャンスをつぶしてしまう「家事」労働まで、子どもに対する暴力に真正面から取り組むことを訴えている。

目次

第1章 奴隷のように搾取され
第2章 子どもに向けられる戦争
第3章 強姦される子どもたち、さらわれる子どもたち
第4章 少女、半存在の人間として
第5章 虐待される子どもたち「両親はこの子を一発で世間のなかに蹴りこんだ」
第6章 子ども―このつかみどころのない、手に負えないもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポワロ

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生産性至上主義による近代の貧困、戦争や経済制裁の被害、性産業、女性差別、虐待。これらについての統計とレポート。そして古代から現代に至るまで子どもという存在がどのように扱われ教育(調教)されてきたかの歴史を解説。1998年発行。2015年の現在、児童労働や売春に従事させられている子どもの数は少しは減っているのだろうかと気になった。2015/09/18

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