内容説明
国民党独裁体制の下、無辜のひとびとが政治犯として監獄へと送られた。自らも投獄されたジャーナリストが描く受難者の群像。
目次
死する者と老いる者と―「台中読書会」事件
廖文毅の投降―「台湾民主独立党台湾地下工作委員会」事件
五人の生命と三百年の懲投―「中国共産党台湾省工作委員会鉄道支部」事件
デッチ上げの文字獄―「新民主主義青年団」事件
有能な者が殺される―麻豆不正選挙事件
ガマランの嵐―「台湾民主自治同盟」中興製紙工場事件
原住民族の怒り―「蓬菜民族自決青年同盟」事件
賞金のための裁判―「台湾民主自治同盟」洪文慶事件〔ほか〕
感想・レビュー
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可兒
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著者の経験からか、牢獄生活の描写が生々しい2016/07/17
