詩の森文庫<br> 詩を読む―詩人のコスモロジー

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詩の森文庫
詩を読む―詩人のコスモロジー

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  • サイズ B40判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784783717102
  • NDC分類 902.1
  • Cコード C1295

内容説明

「恋愛小説を読むなら、なぜ恋愛しないのか?」受けとめる自分次第で詩の味わいは深まる。マザー・グースから寺山修司、自分自身を読む34篇のエッセイで詩人はこの難問に答えてみせる。

目次

1 詩を読む 詩人を読む(本を読むこと;マザー・グース読みかた読まれかた;マザー・グースの言葉遊び;「ドリーム・チャイルド」;僕のプレヴェール ほか)
2 自分を読む(私はこうして死にたい―アンケート;自分自身への注文;谷川俊太郎に会う;詩人問答;私の死生観 ほか)

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。50年「ネロ他五篇」を「文学界」に発表。52年『二十億光年の孤独』を刊行する。日本だけでなく、海外にも広い読者をもち、朗読はじめ、他ジャンルとの実験的試み、コラボレーションへの取り組みも盛ん(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ころこ

32
『ロバート・ブライ詩集』の個所で、日本詩の伝統的韻律は自分にとって無視し得るほど単調だが、「ブライは声に出して読む詩の力を信じている、また詩のもつ音楽性を重く見る」といいます。意味とイメージは追えても、その意味とイメージに結び付いた底流としての音楽には届かない。その届かなさが、翻訳によるものという一面と、英語と日本語のもつ本質的な違いによるものと読めます。そもそも日本語ではない言語は、逆に意味を捨象して音楽性に届くことはできても母語でない以上、詩という言語の底流としての音楽には届かないということでしょう。2020/05/10

せいや

1
谷川俊太郎氏が、様々な詩人について、また自分について論じている。 ご存知の通り著者自身も詩人(自分ではそう呼ぶこと、呼ばれることを拒んでいるが)なので、文章の端々に詩的な表現や比喩が垣間見える。 紹介されている詩人の詩集を今後少しずつ読んで、味わっていきたい。2018/11/16

☆aki☆

1
私の心に今一番近い、詩人について知りたいと思い、手に取りました。詩人のコスモロジーということですが、谷川俊太郎氏が今まで読んできた数多くの詩人についての彼なりの解釈がこの本には書かれてあります。彼のことを知るうえでも、詩人の成り立ちを知るうえでも私にとって重要な本になりました。最後の解説が素晴らしかったです。2013/01/15

goch_kun

0
谷川俊太郎さんは詩人だ、というくらいの認識でしかありませんでしたが、色々な文章を書いていることを知りました。 詩人の感じ方、捉え方を知ることができました。詩人は己と戦っているんだなあ、と感じました。 本文でもあったように、詩人が仕事だとは思いませんが、誰も皆現実と自分との間で戦っているんだ、と励まされました。2011/01/05

雪野きずな

0
寺山修司と萩原朔太郎を文庫で読んだことがありこの2人には強い印象があった。特に寺山とは親交が強かったので谷川と寺山という2人の才能を強く感じることができた。本文中の(本当に好きな詩にめぐりあったときの歓びは好きな音楽にめぐりあった歓びと同じで自分が詩にかかわっていることなど、どこかに吹き飛んでしまう。)という文章は無学者の自分でも感ずるものがあった。2009/11/24

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