内容説明
無意識の中の現代的元型を語る、スイスの心理学者C.G.ユングに捧げられた本書は、アフリカの最初の人であるブッシュマンと、その物語が、現代人の心に何をもたらすかを求めた、〈心の旅〉の記録である。
目次
第1部 失われた世界(予期せぬ出会い;星の心;飼いならされたブッシュマン;ラーテルとミツオシエ;人と砂漠;鳥の雄々しさ;「お達者で、旦那」)
第2部 間の世界(ハイエナの時;暗転;愛、原住民の案内人)
第3部 再び得た世界(ドゥフイ―創造と再創造;ドゥフイとかまきり;物語への郷愁;かまきりの叙事詩;夜明けの心;太陽、風、そして雨;美しいエランド;「すべての人に光を」)