出版社内容情報
夏休みがきて、ちいちゃんは海辺のおばあちゃんの家へ。でも仲よしのポチを連れては行けない。海へ行く喜びと、ポチへの思いがやさしく揺れ動く。
74造本装幀コンクール入賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひ ほ
32
ちひろ展をみて読みたくなった1冊。ぽちを見つめるちいちゃんのやさしい表情がとても素敵でした。2018/09/12
かおりんご
28
絵本。いわさきちひろの展覧会で手に取る。置いてきたわんちゃんのことが気になるちいちゃん。可愛いなぁ。ぽち宛の手紙もいい。2018/08/14
ツキノ
21
【ちいちゃんとぽちの夏休み】 1974年3月発行。おばあちゃんちの海へ行くことになったちいちゃん。でもぽちはよそのおうちでお留守番。ぽちに手紙を書いたら…。いわさきちひろさんの家の犬、息子さんとのエピソードがカバー袖に書いてある。至光社の絵本は「この本をつくったひとたち」として印刷や製本管理、企画、業務まで詳しく書かれているのがいい。【146】2023/08/19
bluemint
14
絵本は全く読まないが、テレビで見て東京駅ステーションギャラリーの展覧会を見に行った。私は水彩画をほんの少しかじっているが、60〜70年代に完成させた滲みの手法がとても素晴らしかった。つい老眼鏡を外して数センチのところでじっくり見てしまった。中でもこの「ぽちのきたうみ」と「あめのひのおるすばん」の絵が気に入り購入した。裏見返しに著者、発行者と並んで「金融機関」まで記載されていたことが興味深い。絵本は一気に売れることは少なく、長期にわたり資金を回収するのかな、と余計なことを思った。初版が1974年で18刷だ。2018/08/29
ヒラP@ehon.gohon
13
いわさきちひろさんの絵と文、良いですね。2023/02/27