脳の計算理論

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脳の計算理論

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  • サイズ A5判/ページ数 457p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782815144
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3040

内容説明

本書は、計算論的神経科学の入門書として、理工系、医学系、心理学の学部学生、大学院生、および神経科学の理論と実験研究に携わる研究者を対象として書かれている。脳機能を解明するために、実験による研究手法と並んで計算論的神経科学が注目されている。神経科学の重要な方法論として大きな期待がもたれているこの計算論的アプローチについて、本書ではその背景となる思想や基礎知識の解説から最先端の研究の紹介までを目指している。

目次

第1章 計算論的アプローチ
第2章 ニューロンのモデル
第3章 神経回路のモデル
第4章 運動制御の計算理論
第5章 教師あり運動学習
第6章 小脳の運動学習のモデル
第7章 軌道生成の計算理論
第8章 最適軌道を生成する神経回路モデル
第9章 視覚の計算理論
第10章 視覚大脳皮質の双方向性計算理論
第11章 感覚運動統合の双方向性理論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gachin

1
数理の部分は殆ど理解できなかったけど、定性的な説明だけでもとにかくエキサイティングな本だった。諸概念が簡潔に関連付けられていて、今まで学んだことが結びつく体験の連続だった。/ ダイナミクスに冗長性があったとしても、フィードバック誤差学習の形をとれば改善策が一意に決められる/ 仮想軌道はアトラクタの遷移。かなり複雑な形状になる。/ 躍度(キネマティクス),トルク(関節トルク),筋張力,運動指令最小モデルの順に、運動出力を遡った形になってる/ 2023/11/01

α-ソリトン

1
20年前の本とは思えないほど網羅的に脳の計算理論を解説している。情報のキャリアーは何か、など誰もが考える素朴な疑問にもスポットを当てて実験結果から考察を加えているところもよかった。2017/06/26

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