内容説明
口頭言語、写本、印刷術、ハイパーテキスト、というメディアの変遷は、〈書くこと〉と〈読むこと〉の根本的な変容をもたらしてきた。マクルーハン、脱構築理論、人工知能研究などの視点をも包括する、新たなテキスト文化論の出現。
目次
第1部 ヴィジュアル・ライティング・スペース(新たなライティング・スペースとしてのコンピュータ;テクノロジーとしてのライティング;ライティングの要素;見ること、書くこと)
第2部 概念的なライティング・スペース(電子書籍;新しい対話;インターアクティヴなフィクション;批評理論と新しいライティング・スペース)
第3部 ライティング・スペースとしての心(人工知能;電子の記号;精神を書く;文化を書く)