伝統工芸の『わざ』の伝承―師弟相伝の新たな可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784782203507
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C3072

目次

第1章 日本の伝統的工芸品産業の現状
第2章 徒弟制度の歴史
第3章 伝統工芸技能の伝承の実態
第4章 ドイツ・マイスター制度による職人教育
第5章 師弟相伝による技能修得
第6章 技能修得の認知過程
第7章 わざことば
第8章 職人技能共同体に組み込まれた中での修行
第9章 伝統工芸技能の修得支援システムの試作
第10章 「わざ」の師弟相伝とその新たな可能性

著者等紹介

林部敬吉[ハヤシベケイキチ]
1944(昭19)年1月13日、長野県長野市生まれ。1969年名古屋大学大学院文学研究科心理学専攻修了。1969年名古屋大学教養部助手。1979年静岡大学教養部助教授。1989年同上教授。静岡大学情報学部教授。文学博士

雨宮正彦[アメノミヤマサヒコ]
1944(昭和19)年10月1日、神奈川県鎌倉市生まれ。1967年、慶應義塾大学文学部心理学科卒。同年4月、読売新聞社入社。おもに科学記者として活動。1995年10月、静岡大学情報学部教授に就任。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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日本の伝統工芸に関わるあれこれ。様々な分野の職人へのインタビューと現状、思想的な指導の在り方に加え、「わざことば」の一覧もつけられている。三島由紀夫も似たように職人について育てる方法について何かで取り上げていたと記憶しているけれど、ドイツのデュアル・システムの考え方との比較があって納得した。なるほど西欧と日本の伝承の形は違う。まず求める場所が違うのかもしれない。改めて職人と技を残す方法の難しさと、今後の課題を考えるきっかけとなった。2013/09/30

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