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目次
導入
ジャンププログラム
万能関数
計算可能・不可能の境界付近
原始帰納的関数
帰納的部分関数
半決定可能集合
計算不可能性の度合い
チューリング機械
P≠NP予想
ラムダ計算
チューリング機械シミュレータ
ラムダ計算の定理の詳細な証明
著者等紹介
鹿島亮[カシマリョウ]
1991年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程中退。東京工業大学助手、北陸先端科学技術大学院大学助手、東京工業大学講師、を経て、東京工業大学大学院情報理工学研究科数理・計算科学専攻准教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やす
4
プログラムが停止するか否かを判定するプログラムは存在しないことの証明をC言語ライクなプログラムを使って行う。プログラマの人にとっては非常にわかりやすい議論だと思う。しかも冒頭60ページほどで達成するので是非お勧めです。バグを出した時に「プログラムに瑕疵が無いことを判定するアルゴリズムは有りませんから」と自信をもって言い訳できます。出入り禁止になるかもしれませんが。後半は道具として表れた万能関数(全てのプログラムをシミュレートできる関数)に磨きをかけてP≠NPの解説を行う。さすがに難しい数学になります。2013/05/08