内容説明
本書の構成は次の通りです。2章から8章までで、LATEXの入門をかねて基礎的な部分を外観します。ただし、入門的な部分にとらわれず、少しつっこんだ部分まで解説を試みました。特に7章では、あまり扱われることのないBIBTEXの設定ファイルに関する解説を行います。9章では、パッケージ自身の使い方及びよく使われるパッケージに関して簡単な説明を加えます。10章では、LATEXによるプレゼンテーション用スライドの作成を行います。11章においてマクロの基本事項について触れます。ここでは、完全な知識ではなく、とりあえず次の12章で必要となる知識をそろえることを目標とします。12章では、11章で得た知識を用いて、LATEX出力の簡単なカスタマイズについて、例をもとに解説します。13章では、それらのカスタマイズをスタイルファイルにまとめる方法について述べます。
目次
準備
LATEX2eの基礎
基本的な命令
数式
画像
参照、文献、索引
大規模文書の作成
パッケージの使い方
プレゼンテーション
マクロの基本
LATEX2eのカスタマイズ
スタイルファイルを作ろう
付録(Windowsの基礎知識;色々なソフトを使う;秀丸の使い方;祝鳥のカスタマイズ)
著者等紹介
阿部紀行[アベノリユキ]
2006年東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻修士課程修了。現在、東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻博士課程在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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