内容説明
本書では、ゲノム創薬と題してヒトゲノム情報をいかにして人類の福祉に役立てるかという点について考察する。
目次
第1章 ゲノムとは?
第2章 創薬の歴史(黎明期―民間療法からアスピリンまで;疫病の克服と近代医療の萌芽 ほか)
第3章 ゲノム創薬概論(ヒトゲノム計画の成果は万人に公開されている;ヒトゲノム計画の成果から得られるもの ほか)
第4章 ゲノム創薬各論―具体的な取り組み(相同性検索による有用蛋白質の探索;トランスクリプトーム解析 ほか)
著者等紹介
野村仁[ノムラヒトシ]
1976年東京大学薬学部薬学科卒業。1976年中外製薬株式会社総合研究所入社ヒトG‐CSFの完全純化に従事。1987年東京大学薬学部薬学科生理化学教室にて薬学博士号取得。1987年The Walter and Eliza Hall Institute of Medical Researchに留学。1995年(株)中外分子医学研究所にて取締役所長を務める。東京大学先端科学技術研究センター特任教授。薬学博士
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