内容説明
「こころ」とは何なのでしょうか？こころについての疑問は、古来より始まり、人類にとって永遠のテーマ。本書では、世界的規模で研究が進められている脳科学・神経科学の領域を概観するとともに、その必須の基礎的事項についても分かりやすく解説する。心理学のみならず、こころに関連する領域の人にとって必読の書。
目次
１ 「こころ」の神経科学に向けて
２ 中枢神経系の構造
３ ニューロンと神経情報伝達
４ 神経情報と神経回路網
５ 神経回路網の情報処理機能
６ 脳研究のメソドロジー
７ こころの解明に向けて
著者等紹介
松村道一［マツムラミチカズ］
１９４９年京都府に生まれる。１９７３年京都大学理学部卒業。１９７８年京都大学大学院理学研究科修了。カリフォルニア大学ロスアンゼルス分校（ＵＣＬＡ）、ワシントン大学霊長類センター客員研究員、京都大学霊長類研究所を経て、現在、京都大学総合人間学部自然環境学科教授。京都大学大学院人間環境学研究科教授。理学博士
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感想・レビュー
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星投げびと
1
ニューロンの仕組みと、ニューロンがデバイスとしてどのように回路を作っているのか、具体的に書いてあって面白い。ここまでわかっているなら、人工生命が作れそうだ。2013/09/23
bossa19
0
入門書、概観書。神経細胞の細かな解剖論の部分は魅力を感じないがそれでも脳研究の分野の広さを感じる。2003/02/18
