内容説明
本書は、行動主義の遺産を引き継ぎ、認知心理学の新しい展開を視野におきつつ、文章・図表の見開きという形式で、行動・記憶・思考の基本を読者の方々にわかってもらえるよう記述したものである。
目次
序章 行動と認知の学習
第1章 古典的条件づけの基礎
第2章 オペラント条件づけの基礎
第3章 技能学習
第4章 社会的学習
第5章 問題解決と推理
第6章 概念過程と言語獲得
第7章 記憶と忘却
第8章 有意味材料の記憶と表象
著者等紹介
山内光哉[ヤマウチミツヤ]
1958年広島大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程修了。現在、九州大学名誉教授、文学博士。主要編著書・訳書に『心理・教育のための統計法〈第2版〉』、『学習と教授の心理学』(編著)、『記憶と思考の発達心理学』(編著)、『ことばの獲得と思考の発達』(訳)、『発達心理学〈第2版〉』(編)
春木豊[ハルキユタカ]
1961年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学人間科学部教授、文学博士。主要編著書に『観察学習の心理学』、『人間の行動変容』(編著)、『共感の心理学』(共編著)、『新版 行動療法入門』(共編著)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
3
レポート完了記念。2013/12/23
たかね@心理学
2
強化スケジュールについて調べる。学習心理学全体を簡単に復習するために再読。2014/11/04
シン
1
行動と認知と学習。人を考える上で非常に重要だと思う。2005/10/12
たかね@心理学
1
基礎概念から応用実験まで。そして、認知心理学の観点から非常に興味深いものが2つ。「熟達者と初心者の境地の違いについて」と「PQRST法(トーマス・ロビンソン,1982、アトキンソンら,1996)」。2014/07/24
アン・コーデリア
0
学習・言語心理学Ⅰ〔大学図書館〕