出版社内容情報
なべおさみ[ナベオサミ]
著・文・その他
内容説明
水原弘、勝新太郎、石原裕次郎、三木鶏郎、野坂昭如、加賀まりこ、大原麗子、石津謙介、白洲次郎…知られざる昭和裏面史。
目次
第1章 生まれは江戸前(役者になりたい;日本語が下手な恩人・金井さん ほか)
第2章 渡辺プロ黄金時代(渡辺プロ移籍を決めた勘違い;水原弘の付人初日 ほか)
第3章 「本物」のやくざを教えよう(アウトローの発生;二つのやくざ ほか)
第4章 政治家と明大裏口入学事件(私の親分は安倍晋太郎先生;私のやり方を見ていた鈴木宗男さん ほか)
著者等紹介
なべおさみ[ナベオサミ]
1939年東京生まれ。本名は渡辺修三。1958年明治大学演劇科入学後、すぐに三木鶏郎門下となり、在学中からラジオ台本などを書く。その後、水原弘と共に渡辺プロダクション入りし、水原や勝新太郎の付人を務め、水原退社後はハナ肇の付人となる。1962年に明治大学卒業。1964年、日本テレビ系列「シャボン玉ホリデー」でデビューを果たす。1968年、山田洋次監督映画「吹けば飛ぶよな男だが」で主演を務め、映画俳優としても地位を確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
45
きのうから読んでいた。 この本はゴーストとは言わないまでも編集者もいないのだろうか。~でした。~ました調かと思いきや突如~だ。~した。に変化したかと思えば再び戻り文章も独特というかこれも個性といえばそれまでか・・・。 若かった頃のこと、芸人との付き合い、やくざの親分さんとの親交など。続いてカースト制度や部落問題から、私の親分は安倍晋太郎先生と書いていたりと、私の理解力不足なのか結局読後感は、あれ!? の一言。期待はずれ。2015/02/25
B.J.
28
<こりゃ凄い本だ>ビートたけし評。石原裕次郎・大原麗子・美空ひばり等の芸人から、信長・秀吉・家康・世阿弥・・憧れの「白洲次郎」・・安倍晋太郎・鈴木宗男・・天皇陛下まで出てくる。その辺のヘタなビジネス書よりよっぽどタメになります!!!2014/08/07
姉勤
25
昭和芸能界と裏稼業の組織との深い結びつきを、著者の芸能活動の中で見聞きしたエピソードを拾っていく。この手の本を普段手に取らない”カタギ”の方々には色々な刺激を受ける本かと。アウトロー解説や日ユ同祖論、歴史上の被差別民の知識は個人的にサラでなかった分、交友録や芸能秘話をもっと入れて欲しかった。選挙の票集めの話は毀誉褒貶の激しい政治の話ゆえ載せる必要性は感じなかった。各方面の人を立てるのも、愛される理由なのだろうか。 なべ氏は、人と人との間のハブやルーター的な役割を任せられて生まれてきた様な仁だと感じる。2014/07/19
fwhd8325
24
もっと、びっくりするような内容があるのかと思っていましたが、特に驚くようなことがなくて肩すかしです。「芸能」を知りたいのであれば、小沢昭一さんの著作を読めばいいでしょうし、やくざの話ならなら大下英治さんや溝口敦さん。あまり新鮮さを感じられない。2016/02/20
akinbo511
15
なべさんの子供時代から20代前半までの自伝的な部分は、さまざまな魅力的な人たちとの出会いが興味深かった。しかし、やくざや芸人の歴史の話ははじめて聞くことばかりで少し難しく飽きてしまった。子供の頃、常にテレビで見ていた人のような気がしていたけれど、意外と画面に出ていた時期は短かったとわかったのは意外だった。 2015/01/19