出版社内容情報
荒俣宏[アラマタヒロシ]
著・文・その他
内容説明
荒俣宏と15人の賢者たちの“元気が出る歓談”。
目次
第1章 新しいからおもしろい、未知と未踏(竹村公太郎さんと楽しむ土地からの発想;西成活裕さんと体を張って実験する渋滞学 ほか)
第2章 知れば知るほどすごい、日本の底力(鈴木一義さんと発掘する幕末大名の幅広い知性;林公義さんと推理する天皇陛下の自然学 ほか)
第3章 生き物は生き物に学べ、生命の叡智(鈴木晃さんと発見するオランウータンの高度な社会;小松正之さんと誇る日本人の深いクジラ愛 ほか)
第4章 挑戦して悔いなし、人生の壁と坂(迫慶一郎さんと乗り込む中国での街づくり;四至本アイさんと突破する近代日本の大きな障害 ほか)
著者等紹介
荒俣宏[アラマタヒロシ]
作家。1947年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、10年間システムエンジニアとして日魯漁業に勤務した後独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり、同作品で日本SF大賞を受賞、また『世界大博物図鑑』でサントリー学芸賞を受賞。神秘学、博物学、風水等、多分野にわたり精力的に執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
29
一人一人のお話をもっと聞きたくなります。そして、荒俣さんの話題の豊富さに脱帽です。荒俣さんが気になる人たちにインタビューした本です。私も在野の博物学者を目指しているのですが、荒俣さんの情熱には叶いません。私は単なる物知り以上にはなれそうもないなぁ。名乗ってみたい、博物学者!生物・植物・鉱物・妖怪・文化・歴史・古美術・その他・・・・・荒俣さん、すごい!2020/01/19
いぼいのしし
23
対談集。幅広い分野の話でおもしろかった。特に江戸の土木の話、ウイルスの話、クジラの話、救急医療の話が興味深かった。1番心に残ったのは四国のお遍路の話。2020/07/21
Matoka
16
タイトルに偽りなしの一冊。すごい人のすごい話がこれでもかと。読み終えたあとに、読みたい本が増えてる、のが良い本の特徴かなと思った。2015/10/25
なにょう
15
15人の賢人が語る。賢人の知恵を掘り出すのは荒俣さんの知恵。天皇さんも海にはいって研究するし。白蓮さんは気品があった。人々は悩みを抱えて四国をまわる。2016/12/07
林 一歩
13
遍路に係る早坂氏の話しに心惹かれる。2015/07/30