出版社内容情報
ちきりん[チキリン]
著・文・その他
内容説明
月間100万PVを誇るブログ「Chikirinの日記」の筆者による「毎日を楽しく生きるための極意」。
目次
1 ラクに生きる(目標は低く持ちましょう!;人生は早めに諦めよう! ほか)
2 「自分基準」で生きる(仕事・家庭・趣味「3×3分割図」で人生設計;「ヒマだからやっていること」との遭遇 ほか)
3 賢く自由に「お金」とつきあう(10年以上のローンはダメです;大半の保険は不要 ほか)
4 仕事をたしなみ、未来をつくる(若者、アウト!;災い転じて福となそう ほか)
5 ストレスフリーで楽しく過ごす(おいしい人生;お酒と恋愛のマジックパワー ほか)
著者等紹介
ちきりん[チキリン]
関西出身。バブル最盛期に証券会社で働く。その後、米国の大学院への留学を経て外資系企業に勤務。現在は「働かない生活」を謳歌。崩壊前のソビエト連邦などを含め、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から“おちゃらけ社会派”と称してブログ「Chikirinの日記」を開始。月間100万以上のページビュー、日に2万以上のユニークユーザーを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
343
Audibleにて。理路整然としているし、難しい言葉を使わずに分かりやすいので、個々の主張は納得できるのだが、本1冊としてまとめられたときに統一感がなくて、読後感にあまり残るものがない。つまり、雑多な意見の寄せ集め……といった印象を受ける。本で読むよりもそれぞれネットで読んだほうがいいんじゃないの?とか。ただ、聴いている分にはとくにコレといったストレスは感じられず、章の頭にちょろっと流れる音楽がけっこう心地よい。あと、なぜかいきなりディスられるイタリアに笑った。2016/06/24
みゃーこ
93
ものごとの視点はいくつもあるんだな~。ちきりんの思考法を読むと不思議と同じものごとが考え方によって歪み始める「ゆるく」なったり「ギュッと締めたり」することができるのだ。「要は考え方の問題」とは当たり前だがよく聞く話。でも実際にその感覚がいかにして起こるかを感じる瞬間を味わうことができる。「戦う人生」と「受け入れる人生」それによって変わるのは結果ではなく経過でどういう人生を送りたいかというシンプルな選択である」という言葉が脳に馴染んでいった。2013/06/23
キク
66
簡素にまとまっている良書。「まじめに『ゆるく考える』」って大事だ。僕を含め男は「ゆるく『まじめに考える』」人が多い。逆に女性には「まじめに『まじめに考える』」人が結構多い気がする。肩の力を正しく抜くことはパフォーマンスを向上させる。同じことは人生にだってある。著者は「ものごとの『正解』も大事だけど、『解決』して快適に生きることも大事だよ」と教えてくれる。個人的には「インプットは最小化する」が刺さった。「アウトプット/インプット=生産性を最大化すべきで、分母だけ大きくしてはダメ!」おっしゃる通りっす、、、2023/01/14
☆ゆう☆
63
“ゆるく”の意味をいま一度考えさせられる一冊。楽観的ではない、著者が提案するゆるさには、しっかりとした根拠があるため説得力がある。「充実した休日は休日ではない」という言葉はユニークで斬新だったし、仕事編の考え方は将来への焦りを少し解放してくれた。また「一点豪華主義」の視点は日頃から私自身も大切にしてる価値観だったので共感できた。自分の心に正直に、ピュアの欲望をもっと大事にしていこうと思う。これだけは譲れないという自分だけの価値観を大切にして、身の丈に合った範囲で楽しく生きる。明日からの道しるべになった。2013/08/04
パフちゃん@かのん変更
59
期待したものと違って全然ゆるくないんですけど。バブル期に証券会社に就職し、その後、米国大学院留学を経て、外資系企業に勤務。2011年からは、対談や旅行など"楽しいことだけ"を中心とした第二の生活をゆるーく謳歌中。という現在60歳で過去にたっぷりしっかり働いたから今をゆるく生きられると言うだけで、現代の若者の助けにはならないような気がします。でも、10年間以上のローンは駄目とか所有と言う時代遅れとかは確かにそうだけどね。ゆるく生きることになるのかな? 「よかった確認」は良かった。2014/01/04