内容説明
地方自治の基本から、全国の事例まで地方の課題を乗り越える全国のまちづくり事例集。
目次
第1部 防災・環境とまちづくり(地方自治ってなに?;防災とまちづくり;環境とまちづくり)
第2部 少子高齢化とまちづくり(少子化とまちづくり;高齢化とまちづくり)
第3部 地域経済とまちづくり(農業とまちづくり;観光とまちづくり;いろいろなまちづくり)
著者等紹介
岡田知弘[オカダトモヒロ]
1954年、富山県生まれ。京都大学大学院経済学研究博士後期課程退学。京都大学名誉教授。現在、京都橘大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
40
基本を考えるには、ここから。いくつもの視点からのヒントがある。思いを持つ人はいる。それを、どうつなげるか。違う視点の材料を集め組みたてる。2024/01/29
西澤 隆
5
子どもたちに伝える「こうやってまちをよくしたひとたちがいるよ」の数々。上勝町のつまもの販売や馬路村のゆずなどちょっと気にしていると店頭やテレビで見かけるものもあるから中学生は読了後、いろんな新聞やテレビやYoutubeチャネルの中に「そうか、ここはこんな工夫をしているのか」を発見できるようになるはず。一方で大人にとっては事例がそれぞれ問題解決ではなく実はいろんな諸問題も内包していることは(身近な場所があればなおのこと)気づくわけで、本当の問題は「中1とおなじレベルで視察してる役所や議員」なのかもしれないな2024/05/13
猫柳
3
たくさん載っている町おこしの成功例を見てみると、住民が当事者意識を持っていること、愛着を持っていること、協力し合える環境を作り上げることがいかに大切であることがわかる。福沢諭吉の学問のすすめにもある通り、現状維持=衰退の公式はまちづくりにも例外ではないようだ。また高い出生率を誇る奈義町を見てみると、いかに住民同士のコミュニケーションが大切であるかがよくわかる。隣人同士で助け合う環境ができていた過去の日本を参考に、困った時に助けてもらえる存在が孤立を防ぎ、不安を解消していくことにつながると学べた。2023/11/28
Lagavulin
2
うまくやるには住民がやる気にならないといけない。住民の危機感がまちを変える。変化は都会でなく地方から起こっている。2023/12/03
ひ※ろ
1
★★★☆☆2023/12/09