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内容説明
民主主義の赤字、新自由主義、移民とポピュリズム…。欧州諸国は民主主義をめぐる様々な困難にどのように立ち向かおうとしているのか。欧州28ヵ国の最新の政治動向を各国別に紹介する決定版テキスト。
目次
第1章 ヨーロッパ型デモクラシーの特徴
第2章 EU
第3章 ドイツ
第4章 フランス
第5章 イギリス
第6章 イタリア
第7章 オランダ・ベルギー
第8章 北欧諸国
第9章 南欧諸国
第10章 中欧諸国
第11章 ルーマニア・ブルガリア
著者等紹介
網谷龍介[アミヤリョウスケ]
明治学院大学国際学部教授。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
伊藤武[イトウタケシ]
専修大学法学部准教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中途退学
成廣孝[ナリヒロタカシ]
岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うえ
8
バルト三国について記述あり。「エストニアでは、1988年夏に「歌いながらの革命」と呼ばれる事態が起きた…歌を武器にして、平和的に超大国ソ連に立ち向かうエストニア民族の姿は、世界に大きな衝撃を与えた」1989年には三国の首都間を人々が手をつなぎ示威行動をしたという。「日付はもちろん8月23日で、スターリンとヒトラーによる60年前のバルト諸国分割併合に対する抗議行動であった…三国とも04年3月にNATOに、同年5月にEUに正式加盟している。彼らはいまや、ヨーロッパの一員であることに自負と確信を抱いていている」2022/03/10