目次
1 フェアトレードとは?
2 「フェア」は「公正」、「トレード」は「貿易」
3 フェアトレードのしくみ
4 貿易の目的ってなに?
5 フェアトレードのよいところ
6 フェアトレードが守るもの
7 フェアトレードの成果
8 フェアトレードの課題1 普通より割高?
9 フェアトレードの課題2 万能薬ではない
10 きみの買いものの基準を見なおそう
著者等紹介
渡辺龍也[ワタナベタツヤ]
1952年東京都生まれ。東京経済大学現代法学部教授。東京大学教養学部教養学科卒、タフツ大学フレッチャー国際法外交大学院修士課程修了。NHK記者、国際協力NGOセンター調査研究主幹、日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事務局長等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
27
フェアトレードという言葉を耳にはするけれど、仕組みをあまり理解できていなかった私にはうれしい本です。 一般貿易の流れを改めることで、原産者の貧困が改善されることも理解できました。 ただ、一般消費者がそれを購入することで、どれだけ社会貢献できているかという実感は今ひとつ得られません。 理解と実感の距離感を埋めていくことが、今後の課題でしょうか。 良い物を見定める力も必要かも知れません。 フェアトレード商品が、様々なカテゴリーで増えていけばいいですね。2021/09/21
izw
11
フェアトレードに関する3巻シリーズの第1巻です。こどもくらぶ編のシリーズは子ども向けとはいえ大人が読んでも役立つ内容です。2015/12/13
lovemys
5
息子氏(小3)に読み聞かせ。一緒にフェアトレードのことについて考えてみました。私はどうしても、生まれた国によって、子ども達に差が出てしまうのが耐えられない。キレイ事なのだとは分かっていても、子どものうちには、みんなが同じような教育をうけ、権利を与えられるべきだと思う。そのために、自分が出来ることはないのかと考えてしまう。だから、買い物をするときには、生産者のことを考えながらしたいと思った。自分の使ったお金が、生産者の未来に繋がるかもしれないと思うと嬉しい。子ども達にも、そんな消費をして欲しいと思った。2015/12/09
Usappi
4
フェアトレードについて分かりやすかった。自分でもフェアトレードについて考えるきっかけになった。今度、店頭でフェアトレードのチョコレートを見かけたら買ってみたい。2016/02/12
くねくねさん
2
わかってるような気がしてたフェアトレードだったけど、理解を深めることができた。やってみよう。2018/11/28