内容説明
「命」より「女」が大事だと思うことは、罪ですか?ある日突然降りかかった「子宮頚がん」の宣告。初めて意識した「死」とともに浮かび上がったのは、「女」の機能を失うことへの恐怖だった―。
目次
序章 それは、罪ですか?
第1章 突然に「女」の危機
第2章 「一歩手前」から「がん」へ
第3章 私の「女」が切られた日
第4章 「女」の涙
第5章 医者も人間なんだ
終章 神様
著者等紹介
舩越園子[フナコシソノコ]
在米ゴルフジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、百貨店勤務、広告代理店勤務を経てフリーライターとして独立。後に、ゴルフ専門のジャーナリストへ。93年に渡米。以来、アメリカのゴルフを取材し続け、日本の新聞、雑誌、各種媒体へ記事やコラムを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひとひら
7
★★★★ 子宮頸がんになったゴルフジャーナリストが発見から術後、本を出版するまで。 正直、ジャーナリストなのにこの文章?と思われる箇所もあり、読みにくい。が!ネットがこれだけ発達している世の中でも知り得ない、本当に必要としていることが書いてあるんじゃないかしら。「女を女たらしめているのは脳」「セックスは心」宮坂医師の性欲についての研究、楽しみ♪2017/10/18
もも
4
子宮頸がんを体験した筆者が、聞きたいけど聞けない事、本当に知りたいことを赤裸々に綴った本。子宮全摘出すると排尿障害が起きるなど、知らなかったことがたくさんあった。この本を読んで良かった。筆者に感謝したい。2013/11/26
ayumi!*
3
タイトルがタイトルなので図書館で借りることに少し抵抗がありました。しかし助産師として働いている以上、子宮頸がん→円錐切除が必要となる女性の気持ちを知っておく必要があると思い読みました!!著者の手術を受けることに対する考えや不安が分かりやすく書いてあり、とても勉強になりました!2015/08/04
amane
2
数時間で一気に読んでしまえた。わたしにも疑いがあり、検診はずっと行ってるから他人事じゃない。 「あがいても、もがいても、自分ではコントロールできぬ無力感」を何度味わい何度大泣きしたことだろう。 生きて普通のことができる幸せを、わすれがちだけど、振り返らなきゃいけないね。2017/08/14
Hiroko Yamamori
2
【図書館】返却のために寄った図書館で、キレイなピンクの装丁にびっくりするタイトル 子宮頸がんになった女性のお話し2014/04/21