ヒストリカル・スタディーズ<br> タコの才能―いちばん賢い無脊椎動物

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ヒストリカル・スタディーズ
タコの才能―いちばん賢い無脊椎動物

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778314026
  • NDC分類 484.7
  • Cコード C0040

内容説明

8本足に3つの心臓をもち、変幻自在に皮膚の色を変えられる不思議な生物タコ。太古の昔から人間はタコに魅了されてきた。長年の研究にもかかわらず、その生態はいまだ謎に満ちている。狩りの達人であり、人の顔を見分け、過去の行動を記憶し、パズルを解くこともできる。タコの奥深い才能は、いったいどこまで広がるのか?謎に迫るタコの生物学、驚くべき能力に着目した科学研究、4000年におよぶ人類との歴史、そして世界各地の文化を網羅。タコのすべてがわかる「タコ学」決定版。

目次

第1章 タコをつかまえる
第2章 噛みごたえあり
第3章 不思議な習性
第4章 皮膚のトリック
第5章 知力
第6章 武器にも、ロボットにも
第7章 凄腕のハンター
第8章 性と死

著者等紹介

カレッジ,キャサリン・ハーモン[カレッジ,キャサリンハーモン] [Courage,Katherine Harmon]
ミズーリ大学ジャーナリスト学科で修士号を取得。サイエンティフィック・アメリカン誌で編集を務めるかたわら、Wiredやネイチャーなど多くの雑誌に寄稿。『タコの才能―いちばん賢い無脊椎動物』がデビュー作となる

高瀬素子[タカセモトコ]
翻訳家。東京大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

81
地球上の生物の95%を占める無脊椎動物のなかでタコが一番かしこいとされている。自分の興味はタコの擬態能力でクオリティの高さやユニークさはみていて面白い。2017/09/08

らぱん

57
科学雑誌の編集者が著したタコ本で、笑いを交えてタコと人類の関わり合いなども紹介しながら、科学ネタをわかりやすく解いている。三つの心臓によって流れる血液は青く、脳は食道をくるむ形で在り、皮膚の色は変幻自在、無くした足を再生でき、優れたRNAの編集能力を持つ。飼育者の識別もでき、ビンの蓋を開け餌を食べ、迷路を理解し覚える。吸盤のひとつひとつを別々に動かし、骨や関節の無い柔らかい身体で小さな穴をくぐり抜ける。個性や性格と言えるような違いがあり、賢いが短命。見た目だけではなく、中身も本当に不思議だ。タコは面白い。2019/09/15

zoe

25
Octopus! The Most Mysterious Creature in the Sea (1993)。2014年が翻訳初版。HSというシリーズモノの第10巻。自分的には、直近タコシリーズの3,4冊目。論文を読む時は、最新の論文の参照から、古いものをあたるのが常だと思います。あまり考えず、新しいタコ本から、順番に読んでいったのですが、この手の本で、5,6年の違いだと、古い順に読んだ方がスッキリしたのではないかと、何というか、そういう残念な気持ちが生じました。2019/07/06

Tenouji

23
久々に科学愛にあふれた、楽しく、素晴らしいサイエンスノンフィクション本だった。工学、薬理学、神経科学、脳の構造や制御…いやいや、タコの足が分散制御だとは、知りませんでした。長い地球の歴史とともに進化してきたタコ。この賢い軟体生物に、人間もまだまだ、学ばなくてはw。2017/02/14

ケニオミ

16
「このタコ!」なんて、本書を読むと二度と言えなくなります。タコは頭がいいとは聞いていましたが、凄い才能の持ち主なんです。蓋を開けるなんて序の口。迷路なんてその気にならないとしないけど、簡単簡単。皮膚の色を変えるばかりか、皮膚のテクスチャーまで変えて擬態を施す。本来は逃げるのが目的なんだけど、餌を捕まえるときにも使う。人間の見分けもつけていて、嫌いな奴には水槽から水をかける。ここまでやれるタコが短命であるのは驚きです。一生をほとんど一匹で過ごしているので、専ら独りで学習したんですね。タコ様、あんたはエライ!2014/11/26

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