内容説明
60余年の時空を越えて、いまも零戦は世界の空を翔けている。米軍に捕獲された後に余生を送る零戦、ジャングルから回収され蘇った零戦、そしてほぼすべてを新造した零戦。飛び続ける美しき“彼女”たちには、それぞれのストーリーが秘められている。
目次
2度の里帰り飛行を果たした零戦52型“61‐120”
世界最大の大戦機保存組織CAFの零戦21型“鰒”はもっかレストア中
数奇な運命をたどったブレイド製零戦21型
リバース・エンジニアリングから誕生した“スーパー”零戦22型
故国での再飛行を目指して海を渡った栄エンジン
映画『パール・ハーバー』ロケの舞台裏 真珠湾に零戦を追う
撃墜王 坂井三郎の伝承
戦闘機はこう造られる!テキサス・エアプレーン・ファクトリーが創造した隼3型甲
現代に蘇った驚異の技巧 晴嵐の復元作業
飛行こそ出来ないが忠実度は世界一!スミソニアン航空宇宙博物館の日本軍機たち〔ほか〕
著者等紹介
藤森篤[フジモリアツシ]
1954年、長野県生まれ。日本大学理工学部航空宇宙工学専修コースに進学。航空関連の書籍編集に携わり、月刊コンバット・マガジン編集長を経て独立。以来、出版や映像に関する企画編集、物書き、写真撮影などを稼業とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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