目次
子どもの写真
ポートレート
イイネ!サイコー!
わたしはいそがしい
アシスタント
皮算用
カラーバランス
会長の愛
無駄なもの
お買い物―幻のスーパーアンギュロン
漂う旅
著者等紹介
渡部さとる[ワタナベサトル]
1961年山形県米沢市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ、報道写真を経験。同社退職後、スタジオモノクロームを設立。フリーランスとして、雑誌、写真集など、ポートレートを中心に活動している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
8
★★★★島の子供は悪ガキもおとなしい子もとってもわかりやすい。島で生まれて島で育つ。いいことばかりではないだろうが、彼らを見ているとどうも悪いことばかりではなさそうだと思えてくる。ポートレイトで僕の取った手法はアングルは真っ直ぐにカメラを見据えてもらって、照明はカメラ後からフラットに面で当てる。派手さはないが全てを写し込む方法。仕事で女優を撮る時となんら変わることはない。私は「喋らないカメラマン」で通すことに決めた。日本人の眼の虹彩は黒、欧州人は青と人種差がある。眼の水晶体も加齢で色の見え方は変わる。2017/03/14
泉 勇一郎
1
再読。写真撮りたくなった(笑) 2019/02/10
Koki Miyachi
1
旅するカメラの第二弾。カメラと向き合った話が中心の1冊目と比べて、写真家としての仕事の話が多い。苦労や失敗、そして写真を撮ることを通じて体得した心構え、反省。ユーモアある語り口の中にプロとしての矜持が覗く。カメラマンの命ともいえる目の病気を患ったことも大きいのだろう。考えさせられることも多かった。2015/12/11
わか蔵
0
6/10点 カメラ、特にフィルムカメラ好きにはたまらない。1作目と違って美しいカラー写真が何枚も掲載されていて、ため息が出る。コラムそのものも読んでいて楽しい。私のような平凡なサラリーマンにとって、現実に考えたらとっても勇気がいることなんだろうけど、カメラマンっていう生き方もいいよなって思わせてくれる一冊。2013/09/03