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イノベーションを生みだす力

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  • サイズ B40判/ページ数 181p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784777105144
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0234

内容説明

サウスウエスト航空とスターバックス―この2つの企業に共通しているのは、コモディティとなっていた商品のコンセプトやビジネスモデルを定義し直すことにより、新しい価値を顧客に認識させることでイノベーションを起こしているということである。そこには、必ずしも革新性のある技術は介在していない。GE会長のジェフ・イメルトが使った言葉に「コモディティヘル(コモディティ地獄)」というものがある。コモディティとは地獄のようなものだという意味である。その地獄から、いかに脱却するかが、今の企業には最重要課題である。イノベーションはどこから生まれるのか?個人と組織のクリエイティビティを高めるマネジメントを解説する。

目次

第1部 イノベーションと創造力(個人の知、企業の知が問われている;イノベーションをマネージする;フラット化する世界とイノベーション)
第2部 イノベーションの新しいパラダイム(利益を持続的に獲得する方法;脱コモディティ化への挑戦;カテゴリー・イノベーション)
第3部 ポーター賞と競争戦略(「ポーター賞」新しい日本を作るために、新しい賞を;大洋薬品工業株式会社のイノベーション;イノベーションの源泉「場所」「国」「個人」)

著者等紹介

竹内弘高[タケウチヒロタカ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科科長。米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院で修士号・博士号を取得。1976年より1983年までハーバード大学経営大学院助教授。1987年より一橋大学教授

楠木建[クスノキケン]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部および一橋大学イノベーション研究センター助教授を経て、2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

24
出版された当時は竹内弘高氏が一橋大学大学院国際企業戦略研究科科長、楠木建氏が一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授でした。楠木建氏は、まだ「ストーリーとしての競争戦略」を出版される前で、若手のバリバリの研究者だった頃かと思います。 同じ一橋大学の先生ですが、結構珍しいコンビではないかと思います。 さすがにお二人の講義だけあって面白いですね。イノベーションに不可欠なのは、形式知と暗黙知のスパイラルな変換であるとする、野中郁次郎、竹内弘高両氏のおなじみの説が登場します。 あっという間に読み終えました。2020/09/14

ぴよぴよ

0
イノベーションを起こすためには、カテゴリーをイノベーションしないとダメ、コスト競争は避けないとダメ、などを学びました。2013/08/12

きのきの

0
簡単に読める。逆に、ちょっと内容が薄いかな、という気もするが。 後半のポーター賞受賞社のインタビューは不要かなとも思いながら読んだが、「誰でも北京の蝶になれる」と言う受賞者のコメントは、ありだな。2013/10/06

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