出版社内容情報
「もう、こんなぎゅうぎゅうはいやだー!」と、ふくろからとびだしたみかんのきょうだい。誰もいないお店の中を、たんけんに出かけす。見よう見まねでお金を払い、念願のチョコも口にしますが…。
かわいいみかんたちがスーパーのあちこちを動き回ります。実際にスーパーを取材して描いた、リアルな店内の描写も見事な、楽しいお話です。
内容説明
第38回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。
著者等紹介
ホソカワレイコ[ホソカワレイコ]
1982年兵庫県生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科卒業後、パッケージデザイナーなどを経てフリーランスに。学生の頃より絵本の世界に興味をもつ。絵本を読む息子たちの姿に後押しされて中断していた絵本制作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
36
図書館本。袋に詰められたみかんの兄弟。飛び出してスーパーの中を探検。表紙がすごく可愛い。みかんだらけのお菓子。どれも気になる。陳列している商品の絵が細かくて、楽しいね。買われていくみかん家族のその後は気になるけど笑。でもきっとそれが幸せだよね!日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞。2023/11/10
はるごん
16
スーパーの絵がリアルで素敵。袋に詰められているみかん。スーパーで見かけたら窮屈かなぁってこれからは思っちゃいそう。みかんが食べたくなる。2023/12/03
Mer
15
校外学習でスーパーへ見学に行った学年に読みたいなぁ〜🍊きっと色々思い出したりしながら聞いてくれるんじゃないかな。袋にぎゅうぎゅうに詰め込まれたみかんは、1番メインの場所にいるし、間違いなく冬の人気者🍊お話もほっこり温かいし、絵がリアル(最近は生活に密着感のある絵が人気。イメージしやすいんだろうな)なので、楽しめると思います。冬の読み聞かせ候補にしたいデス✨2023/11/02
ちみたんママ
13
〈息子喰いつき度〉★★★☆☆ 〈私気に入り度〉★★★☆☆ 黒井健さんの推薦文にも書いてあるように、とにかく絵の再現率が高くてかつ可愛い。よくまあこんなに描き込んだもんだなと感動するくらいです。ストーリーは想定範囲内だけど、サラッと読めて親子で楽しめる1冊。7歳息子は見慣れた調理料や値札のイラストにテンション上がりまくりでした。2023/05/10
おはなし会 芽ぶっく
13
第38回日産童話と絵本のグランプリ絵本の部大賞作品。みかん兄弟や家族も可愛いなかにリアルですが、スーパーの中がリアルで細部までじっくり読み楽しみたい絵本。講評を黒井健さんがされていますが、背景が見応えがあって、みかん兄弟の冒険を更に身近なものに感じます。2023/02/06