道路を渡れない老人たち―リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる

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道路を渡れない老人たち―リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784776211266
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

青信号で道を渡り切れず、怖くて買い物にも行けない。
トイレに間に合わず、オムツを重ね履きしている。
長期間の寝たきり生活を送り、家族に迷惑をかけているのが申し分けない。
間違った介護と医療で、急激に身体が弱っていく高齢者。
どんな介護をするかで、あなたや家族の「老後の幸せ」が決まります。

介護経験者は、次のようなことで後悔しています。
・施設選びで失敗。母親が驚くほど弱って帰ってきた。
・情報と余裕がなさすぎて、すべてケアマネジャーの言う通り。
 本当にそれでよかったのか、いま考えると疑問が残る。
・社会福祉サービスをもっと最初から使っておけばよかった。
・胃ろう・人工呼吸器はやめておけばよかった。
・親が弱っていったのに気づくのが遅れた。
もっと早くから手を差し伸べていればよかった。
・1人で抱え込みすぎて、ストレスから家族にきつくあたってしまった。

「介護後進国日本」では、
誰かに任せっきりの介護では、
幸せな最期を送れる可能性が、ぐっと下がります。

「本当に、家族も本人も幸せになる介護とはなにか」を
介護の現場で追い求め続けてきた著者が教える、
家族も本人も後悔しないための介護の「答え」。

内容説明

間違った介護と医療で、急激に身体が弱っていく高齢者。どんな介護をするかで、あなたや家族の「老後の幸せ」が決まります。

目次

第1章 間違った介護支援が老後の幸せを奪う
第2章 誰も助けてくれない「介護後進国日本」の現状
第3章 老後の幸せを守るために必要な介護とは
第4章 家族が、自分が倒れる前に知っておきたい介護の基礎知識
第5章 これからの介護の未来はどうなるのか
第6章 特別対談 北原雅樹(ペインクリニック専門医・公認心理師) 医療の現場と介護の現場から語るこれからの高齢者への支援とは

著者等紹介

神戸利文[カンベトシフミ]
リハビリ専門デイサービスリタポンテ代表取締役。1965年生まれ。三重短期大学卒業。合弁会社・株式会社保険市場の代表取締役を務めるなど、保険業界を中心に活躍をしていた中、自身の親の介護の実体験がきっかけとなり「理学療法士によるリハビリテーション」「日本で初めて介護保険分野で受けられるサービス」を世に誕生させた誠和医科学(現・ポシブル医科学株式会社)と出会う。生活期のリハビリの重要性を説く考えに共感し、その経営に参画した。同社を退任後、生活期のリハビリが不毛不足する東京関東圏に進出するため、リタポンテ株式会社を設立。リハビリ専門デイサービスリタポンテを新宿区で開業

上村理絵[カミムラリエ]
理学療法士。リタポンテ執行役員兼事業部長。1974年生まれ。中京女子大学(現・至学館大学)卒業後、関西女子医療技術専門学校(現・関西福祉科学大学)理学療法学科を経て、理学療法士として活動。塩中雅博氏のポシブル医科学株式会社の創業を支援。同社退任後、神戸利文氏とともに、リタポンテ株式会社を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ykmmr (^_^)

169
私たち、介護従事者には…耳が痛くなる話です。①老後の身体的自立を守るには、その状況になる前からの予防やリハビリの投げかけが必要。②日常生活自体が『リハビリ』になる場合がある。③やる気が出ない利用者さんたちもいるが、若いうちからリハビリ等を習慣とし、ご本人がやる気になる環境を作る。実際の業務の中でも、利用者さんの『自立』を促す事を大切にし、出来ることは自分でやって頂く事はしているが、やっぱりやりすぎてしまうところがある。介護は、利用者さんの『自己決定』を大事にしないといけないので、ある意味 2023/01/31

うさうさ

18
キャッチーなタイトルだがリアルな話で、内容はリハビリの重要性と課題、医療と介護の連携など重要でありながらも不十分な現状を書かれている。介護の知識なくても非常に分かりやすく、昨年発行の本なのでデータも制度も最新だ。確かに、待機児童は問題になるが、待機老人はニュースにならないな。2022/01/22

よぶ

12
読んで良かった~と思えた一冊です!今まさに、義父の介護の真っ只中です。介護する側は、時間が限られていたり楽だからと、やり過ぎる部分が多いのかもしれないです。介護される側には日々の生活がリハビリになっているのも理解している。どうしても手を出しちゃうんですよね(^_^;)寝たきりにさせない!動けるうちは自身で動いてもらう介護を目指していきます!!2022/08/13

清水勇

7
自身の親の看護の実体験をきっかけに寝たきりにしない為のリハビリを中心とした介護サービス事業を展開する著者が、介護を受ける本人と家族に知って欲しい介護サービスの受け方を丁寧に説明する。いろいろな本を読んで日本では病院と家族の都合で多くの高齢者を「薬」と「拘束」で家畜並みに扱い寝たきりにすることで莫大な金を費やしている実態に愕然としていたが、日本の寝たきり率が北欧の10倍にもなる医療と介護の課題(「寝かせきり」から「寝たきり」にしてしまう)とリハビリを通して自立することの重要性をこの本で明確に理解できた。2022/01/24

むさみか

6
体が弱る前に 急に入院したら 生活が困難になったら  リハビリってどんなことを目的にするのか そういうことを知り かつ 本人も周りもそれをはっきりと 望まないと 良かれと思って どんどん進めてくれるほど 甘くはない 自分の生きる力を 取り戻し 持続させるために ケアマネーシャーに相談し 介護認定を受け しっかりリハビリできる施設を探してもらう 又 自分で筋力の維持に努める2023/01/13

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