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国防論

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784776205487
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0010

内容説明

陸・海・空元自衛隊最高幹部が大集結!ついに明かした「制服組」のホンネ!タブーのない「日本の安全保障」論を徹底展開。

目次

第1章 田母神以前、田母神以後―論文騒動で何が変わり、何が変わらなかったのか(阪神・淡路大震災の災害救助活動が最後の大きな仕事でした;川村純義海軍大将は一族だが、直系の先祖は西南戦争で戦った間柄です ほか)
第2章 「日本は侵略国家ではない」―捻じ曲げられた歴史認識、これが問題だ!(幹部自衛官に学んでほしくて、「歴史観・国家観」という科目を新設した;世の中は左へ左へと傾いていくから、「俺は右翼じゃなくて中心だよ」と言っています ほか)
第3章 激動のアジアを生き抜く戦略とは―自衛隊の強さ・弱さを検証する(経済の地盤沈下で、アメリカはもうあてにできない;軍拡を続ける中国、軍縮してきた日本、今や「何かをやられると困る」状況 ほか)
第4章 自衛隊よ精強たれ―自衛隊が守るべきものとは何か?(お金は一銭もかけずに自衛隊を普通の軍隊にする方法;憲法などの法律がぐらぐらの土台に、自衛隊というビルが建っている ほか)

著者等紹介

田母神俊雄[タモガミトシオ]
昭和23年、福島県生まれ。46年に防衛大学校を卒業し(第15期)、航空自衛隊に入隊。ナイキ部隊勤務、第六航空団司令、航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、平成19年、航空幕僚長に就任。20年10月、民間の懸賞論文へ応募した作品が日本の過去の侵略行為を正当化する内容で、政府見解と対立するものであったことが問題視され、職を解かれ定年退官となる

松島悠佐[マツシマユウスケ]
昭和14年、福岡県生まれ。36年に防衛大学校を卒業し(第5期)、陸上自衛隊に入隊。ドイツ連邦軍指揮大学校留学を経て、ドイツ連邦共和国防衛駐在官、陸上幕僚監部・防衛部長、第八師団長、中部方面総監などを歴任する。平成7年1月に起こった阪神・淡路大震災では、自衛隊の最高指揮官として100日間にわたる災害救助活動を指揮し、注目された。平成7年6月、退官。現在、危機管理などの講演を精力的に行う

川村純彦[カワムラスミヒコ]
昭和11年、鹿児島県生まれ。35年に防衛大学校を卒業し(第4期)、海上自衛隊に入隊。対潜哨戒機パイロット、在米日本大使館防衛駐在官、第5航空群司令、第4航空群司令、統幕学校副校長などを歴任し、平成3年、退官。現在、海の安全保障を中心に軍事アナリストとして活躍中。また、川村純彦研究所代表、岡崎研究所副理事長、日本戦略研究フォーラム監事などを務める

勝谷誠彦[カツヤマサヒコ]
昭和35年、兵庫県生まれ。コラムニスト、写真家。雑誌記者としてフィリピン動乱や湾岸戦争、カンボジアPKOなどを取材。フリーに転じてからは、イラク派遣の取材や、食や旅のエッセイ、社会時評から小説まで健筆を振るう。コメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかひー

4
★★★★ 一面的すぎるきらいもあるが、言っていることはまっとうで、読んでいて気持ちよかった。2015/07/23

Madoka.@書店員復帰を目指し中!

3
豪華なメンバーによる語り合い。いろいろ難しい。2013/01/11

ちなつパパ

2
右翼=街宣右翼という誤ったイメージを“刷り込まれている”ことに早く気がつくべき。街宣右翼の実態は・・・。目覚めよ日本人!

らいおん親方

2
田母神氏らの歴史認識にたしょうなりとも?はつくが、国防論としては、極めてまっとうな意見だと思う。憲法9条を改正して、自衛隊をきっちりと定義づけるという意見は、私も今まで、いろんなところで述べてきた。筆者たちとは意見が異なるが、私は暴走しない軍隊は無いと思っているので、憲法9条の改正は絶対必要だと思う。また、自衛隊や防衛省の知識が無い人は、入門的にこのような制服組意見もを知っておくことは、有意義だと思う。是非、批判的でも肯定的でも良いので、一読を。2009/05/03

タカユキ

1
「戦争を作り出すのは無知なのだ」(あとがきより引用)…国を護る者としては当然の意識を、政治家(+内局)が持っていない悲劇。政治家が考えないなら一般人が考えないと。2009/05/11

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