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ウサギはなぜ嘘を許せないのか? - 後ろ指さされずに成功する新・ビジネス読本

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784776203568
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

◆全米で話題騒然! ベストビジネスブックに選ばれた世界初のコンプライアンス寓話小説が、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者・山田真哉監修により待望の翻訳化!
 ゴディバのアイスクリームと任天堂のテレビゲームが大好きな身長190センチの大ウサギ「アリ」が、主人公エドを導きながら、ビジネスの世界でさまざまな苦難を経験した末に、最終的な成功を手にする痛快ビジネス寓話小説。
 次から次へと起こる企業不祥事に正面からぶつかっていくアリとエドの活躍を通して、「真のコンプライアンスとは何なのか」を問い掛ける、著者でありコンプライアンス・コンサルタントとして活躍するマリアン・M・ジェニングスの傑作。

◆「〝正しくあること〟に意味はあるのか?」、「モラルを大事にしていると、骨が折れないか?」、「努力してまで、〝正しいこと〟を続けるメリットは?」、「正直者がバカにされ、あざ笑われるのはなぜか?」、「嫌われてもモラルを主張する必要があるのか?」「〝正しいこと〟にこだわることは本当に得なのか?」……などなど、コンプライアンスの本質に迫る新・ビジネス読本。今、本当の〝できる人〟は嘘をつかないで成功する!

【目次】
●はじめに 公認会計士 山田真哉
PART1 〝正しくあること〟に意味はあるのか?
PART2 モラルを大事にしていると、骨が折れないか?
PART3 努力してまで、〝正しいこと〟を続けるメリットは?
PART4 正直者がバカにされ、あざ笑われるのはなぜか?
PART5 嫌われてもモラルを主張する必要があるのか?
PART6 〝正しいこと〟にこだわることは本当に得なのか?
PART7 なぜ、〝正しい人〟はゴールが遅いのか?
EPILOGUE 真の成功者の、新たなため息
●山田真哉 解説
●訳者あとがき
●【巻末・コンプライアンス資料】国内企業による不祥事・事件


【監修者紹介】
◆山田真哉 (やまだしんや)
公認会計士。1976年神戸市生まれ。大阪大学文学部史学科卒業を卒業後、一般企業を経て公認会計士二次試験に合格。その後中央青山監査法人を経て、日本で最初の有限責任事業組合「インブルームLLP」を設立しパートナーに就任する。東京糸井重里事務所CFO(最高財務責任者)も兼務。元日本会計士協会会計士補会会報委員長。著書に『女子大生会計士の事件簿DX1~4』(角川書店)、『世界一やさしい会計の本です』(日本実業出版社)、『山田真哉のつまみ食い「新会社法」』(青春出版社)など。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社)は150万部のベストセラーに。
<公式サイト>「公認会計士 山田真哉工房」http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shinya-yamada/

【著者紹介】
◆マリアン・M.・ジェニングス Marianne M. Jennings
アリゾナ州立大学W.P.ケアリー経営大学院教授。コンプライアンス・コンサルタント。ブリガム・ヤング大学で財政学の学位をとり、さらに法学博士の称号も取得。CBSテレビの「This Morning」「Today Show」「Evening News」に出演。コンサルティング活動も行ない、クライアントにはIBMやボーイング社をはじめ、デュポン社、モトローラ社、ダイアル社(家庭用品メーカー)、全米信用管理協会などがある。「シカゴ・トリビューン」「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」などの新聞・雑誌にも寄稿。
本書『A Business Tale』は、「ライブラリー・ジャーナル」誌によって2004年のベスト・ビジネスブックに選ばれている。

【訳者紹介】
◆野津智子 (ノヅトモコ)
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。おもな訳書に、『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)、『夢は、紙に書くと現実になる!』(PHP研究所)、『出世する人の仕事術』(英治出版)、『マジック・ストーリー』(ソフトバンクパブリッシング)などがある。また、『魔法があるなら』(PHP研究所)をはじめ、心あたたまる小説の翻訳も手がけている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キジネコ

18
テーマは、コンプライアンス。「ああ法令遵守ね」と誰しも思い、オイラも同様、しかし本書は一寸違っていました。表紙のうさぎはゴデイバのアイスが大好きで、アリストテレスを崇敬する190Cmの大兎、通称アリ。これが8歳の男の子エドにとり憑いて(?)32年、題名通りに「嘘」を徹底的に嫌い、「それじゃあ正直じゃない、正しくない」と誠実キャンペーンをはります。社会人として成長するエドを助け、そして・・・。寓話です。成果至上主義だった筈のアメリカで生まれた寓話・・・迂回してでも己に恥じない生きかたをと諭す寓話・・なかなか2013/04/23

きーさん

9
「コンプライアンス」をテーマにした寓話…と言われているが、「己に厳しく正直に生きよ」と言われているような道徳の本に近い感じ。ビジネスの世界だけでなく、ズルや不正は世の常だが、長い目で見ると、そうして得た利益は長続きしないよ…と、要領の良い友人や同僚がコケることで伝えられる(←この辺が何ともブラック)。正直者でちょっと不器用な主人公が結果的に報われるところがまた痛快。いつも真面目過ぎて貧乏クジを引いているよ!とため息をついている人には、ビジネス抜きで、きっと共感できる話だと思う。

はる

4
私にとってとても影響力のある本でした。人生あせらずのんびり成功しよう。2014/05/01

3
結構おもしろく読めた。ただ、こういう生き方をしていると日本では逆に最後まで高速道路で働く羽目になりそうだなあ・・・という感もなきにしもあらず。2010/08/16

オーネ

3
小説だからハッピーエンドなんだろう。でも「人に言えないようなことはしたくない」と日ごろ思っていて、回り道をすることも多かったけど、そう考えることは間違ってないと意を強くした。人はいつからモラルや良心を失い、自分さえ良ければ・・・と思ってしまうのだろう。2009/02/27

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