内容説明
罫線について考えてみた。?!相場がどんどん見えてきた。相場に不可欠な“ひらめき”を罫線は教えてくれる。
目次
第1部 線を引かない自分の罫線(失敗の本質―戦略の失敗は戦術をもって補い得ない;人間の相場―偉大な相場師・勝海舟語録 ほか)
第2部 トレンド&トレンド(トレンドを見る(163年間の米価変動)
“おかげ参り”宿泊人の増減に相場を見る(昭和8年) ほか)
第3部 線の引き方、考え方(陽線各種(中心値で考える)
陰線各種(中心値で考える) ほか)
第4部 実践とテクニカル(フィボナッチ;相対力指数(RSI) ほか)
第5部 確率の科学(確率の科学(下川栄次郎)
相場は「気」の世界(虚実構造での気の絞り方) ほか)
著者等紹介
鏑木繁[カブラギシゲル]
1930年、台北州基隆市生まれ。1961年、投資日報社創立、代表取締役に就任。1976年、月刊『商品先物市場』創刊、編集長
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nao
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和製投資苑。テクニカル派必読。2009/12/12
たいけい
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『新・チャートの鬼』の参考文献にあったので読んだ。読んだのはパンローリングによる復刻版。商品先物取引が主なテーマなのは時代を感じる。「線を引かない自分の罫線」「トレンド&トレンド」「線の引き方、考え方」「実践とテクニカル」「確率の科学」の5部構成。テクニカル分析にボリンジャーバンドについての記述はない。さまざまな相場の金言・話題が書かれている。目次から拾って読むだけでも勉強になる。冒頭の「失敗の本質 戦略の失敗は戦術をもって補い得ない」は銀河英雄伝説でも言われた言葉。相場に限らず、深く心に留めておきたい。2020/10/07