ウィザードブックシリーズ 高勝率トレード学のススメ―小さく張って着実に儲ける

リンク，マーセル【著】〈Ｌｉｎｋ，Ｍａｒｃｅｌ〉/長尾 慎太郎【監修】/山下 恵美子【訳】

パンローリング（2006/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 576p／高さ 22cm
• 商品コード 9784775970744
• NDC分類 338.1
• Cコード C2033

内容説明

夢と希望を胸にトレーディングの世界に入ってくるトレーダーのほとんどは、６カ月もしないうちに無一文になり、そのキャリアを終わらせる。この世でこれほど高い「授業料」を払う場があるだろうか。こうした高い授業料を払うことなく、最初の数カ月を乗り切り、将来も勝てるトレーダーになるためには、市場での実績が証明されたプログラムが不可欠である。本書はこのような過酷なトレーディングの世界で勝つためのプログラムを詳しく解説したものである。トレーディングの現実を著者独自の観点からあぶり出し、短期トレーダーと長期トレーダーたちによる実際の成功例や失敗例をチャートとケーススタディを通じて検証する本書は、まさにトレーディングの生きたガイドブックといえるものである。

目次

第１部　トレーディングの心得（トレーディングの授業料；現実的な目標を設定しよう；ハンディをなくせ）
第２部　ニュースの利用（ニュースでトレードする）
第３部　テクニカル分析（複数の時間枠でチャンスを広げよ；トレンドでトレードする；オシレーターを使う；ブレイクアウトと反転；手仕舞いとストップ；高確率トレーディング）
第４部　プランに基づくトレーディング（トレーディングプランとゲームプラン；システムトレーディング；バックテストについて；マネーマネジメントプラン；リスクパラメータの設定とマネーマネジメントプランの作成）
第５部　自己管理（規律―成功へのカギ；オーバートレーディングの危険性；内面を鍛えよ―常に冷静であれ）

著者等紹介

リンク，マーセル［リンク，マーセル］［Ｌｉｎｋ，Ｍａｒｃｅｌ］
１９９１年よりプロのトレーダーとしての活動を開始。リンクフューチャーズ・ドットコムの創始者であり、ＴｒａｄｅＳｔａｔｉｏｎのコンサルタントとしても活躍。リンクフューチャーズ・ドットコムのウエブサイトでは、トレーディングコミュニティーをはじめ、日々の市況解説、テクニカル分析のノウハウ、トレーディングシステムの開発、トレーニング、セミナー、マーケティングなど、トレーダーに不可欠な各種情報を幅広く提供している

長尾慎太郎［ナガオシンタロウ］
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社などを経て、現在はヘッジファンドマネジャー

山下恵美子［ヤマシタエミコ］
電気通信大学・電子工学科卒。エレクトロニクス専門商社で社内翻訳スタッフとして勤務したあと、現在はフリーランスで特許翻訳、ノンフィクションを中心に翻訳活動を展開中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ショウジ]

ずっと読んでみたいなと思いながら無視し続けていたのですが、とある方にいい本だと紹介していただき、読むことにしました。確かにいい本です。トレードで必要なことはこの本に一通り書いてあるといってもいいくらいです（テクニカルは除いて）。私の身に染みたことばは『つもり売買はあくまでつもり売買であって現実とは異なることを認識すべきである。』でした。ここで「つもり売買」はデモトレードととっても良いと思いますが、やはりデモトレードはデモでしかなんですよね。何かにつけてデモトレードを逃げ道にしてしまっている私にとってはとて

2018/05/17

[白い駄洒落王]

メンタルと規律だなぁ。

2013/08/27

[gen_wasawasa]

目新しい知識はないけど、この本に書かれていることはすべて大切。本格的にFXを始める前にこの本を読んでおいてよかった。

2018/10/23

[もさ]

もうブックオフにでも売ってしまおうかなと思いながら手に取ったら、バックテストとかシステム作成をやり始めた頃を思い出してしまいつい全部読んでしまった。今読むと感じ方が違うから不思議。売るのは何年か寝かせてまた再読してからでもいいかなと思い、また押し入れにしまった。

2015/12/10

[Yukiyoshi Sato]

トレードに対する姿勢や考え方が一通りまとめられています。初めてトレードしようかなと考えている方で何読んだらいいかわからなければとりあえずこの一冊を読めばやり始められると思います。

2019/04/19