内容説明
モンスター、その全て。96種、400体以上の圧倒的な量と質。
目次
ティーターン―ギリシアの巨神族
ギガース―ギリシアの異形巨人たち
ヨトゥン―ゲルマンの巨人族
トロール―ゲルマン巨人族の末裔
フォモール―ケルトの巨人族
ジャイアント―イギリスの巨人たち
オーグル―南欧の人喰い巨人
オーク―トールキンの創造した悪鬼
サヴェジ―野生の人々
植物―樹木や野菜のモンスター
火棲類―火を住処とするもの
節足動物―昆虫などの蟲の怪物
人造種―生命を吹きこまれたものたち
言語怪獣―ルイス・キャロルやジュリー・アンドリュースの世界
著者等紹介
健部伸明[タケルベノブアキ]
1966年、青森県生まれ。日本アイスランド学会所属。大学在学中より執筆活動に入る。神話・民俗学関連の著述、ゲームデザインなど活躍は多岐にわたる
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感想・レビュー
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ゲオルギオ・ハーン
24
神話だけではなく小説や漫画、ゲームでの登場についても書いた一冊。本巻では14の分類が紹介されている。種類の多さに驚くのは巨人(地域、原典別で7分類されており、系統化されている種もあって意外と奥深い)。また、オークはトールキンの世界というくらい体系化、細かな生態が作中で書かれているそうで想像力の高さをあらためて感じる。個人的にきになったのは言語怪獣たち、つまり近代になってから想像された怪物たちで単語の組合せ、特殊な生態もあって面白い。2023/05/13
獣狼ZAKI
0
………やっと買えたけどなんか、イマイチしっくりこない。幻獣関連の書籍を集めているけど無駄な文章が多いような気がして仕方がない。絵の方は個人差で好き嫌い、またはイメージを崩壊されるパターンもあるので注意を。2014/03/03