Truth in fantasy
大航海時代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784775301814
  • NDC分類 209.5
  • Cコード C0020

内容説明

15世紀、ポルトガルのエンリケ航海王子より始まった「大航海時代」。地理上の発見はもとより、交易や異文化との接触により、大きな変革を世界にもたらした。本書は「コロンブス」「ヴァスコ・ダ・ガマ」「マゼラン」など、幾多の冒険者達の人生を追いながら、「大航海時代」の全容を明らかにするものである。

目次

第1章 開かれた東方への扉―大航海時代前史
第2章 大航海時代の幕開け―プレスター・ジョンへの幻想
第3章 黄金の国ジパング―新たなる大陸への情熱
第4章 船舶と航海術
第5章 さらなる未知の領域へ―南アメリカと太平洋探索
第6章 光輝く黄金を求めて―未知なる南米大陸の踏査
第7章 太平洋に秘められた謎―金銀島の存在と南方大陸

著者等紹介

森村宗冬[モリムラムネフユ]
1963年生まれ、長野県出身。大東文化大学中国文学科卒業。高校教員をへて執筆活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竜王五代の人

3
物語っぽい語り口で語られる大航海時代の概略。新大陸進出とアフリカ回航がほぼ同時代に進んでいたことを改めて認識した。果ての見えない大洋を進むのと、文字通り炎熱地帯と考えられていた南へと進むのとどちらかより恐怖だったのか? ポルトガルとスペインの二国が争っていたからこそこの二つのルートが同時に開かれたのかとも思う。あと、ガマやコンキスタドールたちの行いの野蛮さ・汚さ。ここまでくると、清潔に描かれているクック船長にも、陰はなかったのか怖くなる。2022/10/28

しば

2
大航海時代とは浪漫だ!という人にお薦め。通史ではなく、時代を彩った男達の冒険に焦点をあてた物語集的な体裁をとっています。語り口も物語的。細かな誤植など、若干気になる点はあるものの、当時の人々が何を考え、何を求めて命がけの航海に身を投じたのか、冒険浪漫好きなら読んでいて思わず熱い気持ちになってしまう場面もあると思います。基本的に西洋史観中心ですが、大航海時代以前の歴史的経緯や、当時の船や船員の生活といった興味をそそる話題も一通り揃っていますので、大航海時代への気軽な入門書としてうってつけじゃないでしょうか。2011/09/02

yanapong

0
題名のとおり。大掴みに知識が得られる。TRPGとかやってた人は少なからず新紀元社にお世話になってるのでは。2010/07/02

うづき

0
よく纏まっていたと思います。2010/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/360345
  • ご注意事項