内容説明
じごくにラーメンやができたらしいよ。めいぶつはからーいからーい“ちのいけ”ラーメン。ぜんぶたべたらてんごくへいけるんだって。みせはまいにちだいぎょうれつ。さあさあ、よってけ。じごくのラーメンや『えんま軒』。
著者等紹介
苅田澄子[カンダスミコ]
埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら、小沢正氏に師事、童話を書き始める
西村繁男[ニシムラシゲオ]
高知県生まれ。中央大学商学部、セツ・モードセミナー卒業。主な作品に『絵で見る日本の歴史』絵本にっぽん大賞、『ぼくらの地図旅行』絵本にっぽん大賞、『絵で読む広島の原爆』産経児童出版文化賞(いずれも福音館書店)、『にちよういち』児童福祉文化賞(童心社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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greenish 🌿
85
「じごくにラーメンやができたらしいよ」「めいぶつはからーいからーい“ちのいけ”ラーメン」地獄の閻魔さまと天国の仏さまの抱腹絶倒おいしい絵本 ---これって何ジャンルだろう?子どもたちがケラケラ笑い転げるジャンル? それはさておき・・・ "真っ赤な血の池"から"いい湯が沸く"、激辛ラーメンとお地蔵さん、そのギャップがすごい!最後の頁のお地蔵さま、至福の表情がたまらない! なんだかラーメンが食べたくなってきましたが、私もひとこと言わせてください。「地獄はそれでいいのー!?」2015/03/09
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
71
地獄に堕ちた人間たちは毎日ためいき。毎日の責め苦も辛いけど「天国には美味しい食べ物がいっぱいある。行ってみたいな~」。ぬるいな、この地獄。それを聞いた閻魔大王は「天国なんかに負けるもんか」と、対抗して特別メニューを考案します。その名も『じごく名物・ちのいけラーメン』。鬼も逃げ出す激辛ラーメンを完食したら「天国に行ける」特典付き。われもわれもとラーメン屋には長い行列ができるのです。強烈な香りは天国まで届き、食欲を刺激されたお釈迦様は……。まさかのクライマックス(笑)。2010年4月初版。2015/01/18
はるぽん🐰道草中🐱
31
タイトルが怖い!漫画の「鬼灯の冷徹」みたいにわりかし楽しげ地獄ならいいなと思い図書館から借りてきました。負けず嫌いで軽いノリのえんまさまがおかしい。ラストがあんな感じだと地獄の意味がないんじゃ…って思ったけど、絵本だもん、ほんわかなラストで良かったよ(*^^*)それから地獄名物血の池ラーメンは、辛いの大好きな私でも無理かなぁって思った。2014/08/20
ぱお
27
すごく辛いんだよね・・・でも、お正月も4日を過ぎると・・・辛いラーメン食べたくなるなぁ♪2015/01/04
たまきら
23
読み友さんから。完璧にはまりました。笑いっぱなしでした。かわいい閻魔様に大笑いです。食べてみたいなあ!細かい背景も楽しいので、読み終わるまで時間がかかります。寝る前の一冊にする際はご注意あれ!2015/11/24