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内容説明
たびびとさんが、ほうりなげたなべはひるねしているきつねのあたまにぽかあり。「いてっ な、なにさらすねん」それはむらでひょうばんのしちどぎつねというきつねでした…。
著者等紹介
岩崎京子[イワサキキョウコ]
東京に生まれる。日本児童文学者協会会員。著書に「鯉のいる村」(野間児童文芸賞・芸術選奨文部大臣賞受賞)、「花咲か」(日本児童文学者協会賞受賞)など多数
二俣英五郎[フタマタエイゴロウ]
北海道に生まれる。絵本作品に「とりかえっこ」(絵本にっぽん賞受賞)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫と共に生きる
52
しちど=1回やられたら7回仕返しをするという意味。お店からお鍋ごとたけのこの煮物を盗んだ旅人2人。お鍋を放り投げて捨てたら狐の頭に当たってしまった!さあ、狐の仕返しの始まり!きっちり騙されるが、悪いのはお鍋を盗んだ旅人だと思う😡2024/04/02
ヒラP@ehon.gohon
23
7倍返しの仕返しをするというしちどぎつねですが、7回に思えないのは、いくらか省略されているからでしょうか。 関西ことばの語り合いが楽しめるお話です。 棺おけから死人が出てくるシーンがあっさりと描かれているので、あまり緊張感はありません。 小さな子でも大丈夫ですね。2022/02/25
遠い日
11
上方落語の演目のひとつ、「七度狐」をもとにした民話。関西弁のリズムがよく会話を引き立てる。盗みを働き、その始末もいいかげんにした罰が当たる旅人ふたり。一度やられると七回仕返しをする狐。二俣英五郎さんの絵の、狐の表情がなんともいえずいい。騙され続けるふたりのやりとりが軽妙で、これもいい。2016/02/17
いっちゃん
11
しちどぎつね、何回読んでもおもしろいな。実際騙された人っていないのかな一度化かされてみたいかも。2015/11/14
mari
10
悪いことしたんだから、七度くらいだまされろ!!と思いました(^^)2014/11/19